2015年 おうし座の運勢(年運) - 石井ゆかりの星占い

情緒ある文体でつづられる12星座占いが大人気の石井ゆかりさんによる星占い。
「フィガロジャポン」本誌(毎号20日発売)で好評の星占い「星の伝言板」を2018年の12月分まで掲載。2019年1月以降は、「フィガロジャポン」本誌をご覧ください。
毎月1日に更新、石井ゆかりさんによる連載コラム「石井ゆかりの伝言コラム」はこちらから。

2015年の星占い

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おうし座   04.20 - 05.20

創り上げた「場」を土台に、自分の望みを追求しはじめる。

「場」が出来上がると、今度はそこで、やりたいことを存分にできるようになります。ひとたび、人のネットワークやチームが出来上がると、そこでさまざまなアイデアを実行に移すことができるようになります。2015年、牡牛座の人はまず「場」を完成させ、そこから「やりたいこと」をやる世界へと入っていく、そのシフトを経験することになると思います。「場」を作る作業自体は2014年中程からすでに始まっていますし、もう少し長い目で見ると、過去2年程の中で、人間関係をひとつひとつ強化し、長期的に関わっていける信頼関係をいくつか作り出してきたと思うのです。「いちげんさん」ではない一対一の強い人間関係が「線」として結ばれてきたところに、うっすらと線同士の生み出す織物のような「場」や「輪」が、この時期、見えてくるはずです。そうした関わりを土台として、2015年の後半は、貴方のこだわりや情熱を存分に活かせる、「愛と創造の季節」へと入っていきます。「何でもやりたいことをしていいよ!」と言われた時、どんなことが思い浮かぶでしょうか。「自分が本当に求めるもの、欲しいものは何か」を追求することも、この時期の大事なテーマです。

4.20-5.2 生まれの貴方

本当に手に入るからこそ、欲しいものをしっかり吟味する。

「どうしても欲しいもの」。2015年のテーマをまとめると、こうなるかもしれません。とてもワクワクする楽しいことや、心ときめく素敵なことが始まる年なのですが、そうしたキラキラしたものの前に立って、「自分は本当にこれが欲しいのか?」とじっくり考える必要が出てくるのです。たとえば「お金がない時デパートに行くと欲しいものがたくさん目につくけれど、お金がちゃんとある時お店に行くと、欲しいものがどうも見つからない」という経験をしたことはあるでしょうか。私たちは願いが現実化しようとする時、初めて自分の願いの本質をシビアに見つめることができる生き物なのかもしれません。2015年4月前半、自分を変えるために、何かに「挑戦」する人が多いだろうと思います。8月から9月は恋愛や創造的活動が一気に盛り上がり、自分のための充実した時間を過ごせます。ここで子どもを得る人も。9月末、密かな願いが解き放たれるような出来事が起こりそうです。9月から12月にかけては、経済的な力を強化できる流れが生じます。人に頼っていた部分を自分の手に引き戻す人もいるでしょう。恋愛については、夏から秋にかけて稀に見る活性期となっています。チャンス到来です。

5.3-5.12 生まれの貴方

心の置き場所を見いだし、そこからあふれる愛を生きる。

2010年ごろから何度も、「未知の世界」へと足を踏み入れる経験を積み重ねてきたでしょうか。「このままどこまで行けるのだろう」と不安に感じた場面もあったかもしれませんが、2015年の春、ようやく「自分はここに来るために今まで、旅をしていたのか!」というマイルストーンに出合えそうです。「目的地」ではなく、あくまでマイルストーンですが、それでもひとつの到達点を確認して、謎を解いたような気持ちになれるはずです。また、2015年は「誰と一緒にいたいのか」「どういう場にいれば心地よく、自分らしくいられるのか」を問いかけ、願いを実現できる年でもあります。壊れやすい卵のように繊細で中身の詰まった自分の「心」を発見し、さらに、それを安心して守れる場を探し出せるはずです。4月は、何らかの役割を請け負うことで、隠れた問題が「消失」するかもしれません。また、慢性的な健康問題が解決する時でもあります。9月から11月は、素晴らしい愛のビッグウェーブが押し寄せます。愛を探している人、子どもを望んでいる人、クリエイティブな活動に取り組んでいる人は、この時期、素晴らしいチャンスに恵まれるでしょう。心から望むものに向かって、大きな扉を両手で開ける時期です。

5.13-5.20 生まれの貴方

プレッシャーからの解放、そして「愛のヴィンテージイヤー」。

2015年前半は、ほっとひと息つくような安堵感に恵まれるかもしれません。過去1年ほど、緊張感が強かったり、人からのプレッシャーを感じたり、周りの人にしてあげなければならないことが多すぎたりした感じがあったのではないかと思うのです。そうしたストレスから徐々に解放されるのが2015年なのです。もちろん、上記のような状況は単なるストレスではなく、充分以上に意味のある、大切な活動だったはずですが、その奮闘が徐々に収束するとともに、貴方がこれまで引き受けてきたことの「成果」がちゃんと、大地に根を張り始めるのが2015年なのです。とはいえ、6月から9月にかけては、過去2年ほどの中で培った一対一の人間関係を「確認」「おさらい」するような場面もあるでしょう。身近な人の愛や地元、ルーツに対する愛着をたっぷり感じられるような出来事が起こる時でもあります。家族を得る人もいるでしょう。3月には、仲間や友達の存在が少々不思議なやり方で、貴方のためのチャンスを引き寄せてくれる気配があります。4月末から5月前半は非常に忙しい、熱い変革のタイミングです。愛に追い風が吹くのは4月前半と11月から翌年2月で、特に後者は12年に1度の「当たり年」です。

3つの ターニングポイント

2015.04.01

火星が貴方の星座に入ります。すでに金星も帰ってきていて、愛と情熱が活性化します。特に4月前半は、やりたいと思うことにすべて挑戦できるような、とても忙しい時間帯となっています。「貴方らしさ」を存分に発揮できるでしょう。愛にも恵まれます。

2015.09.18

2012年の終わりごろから人間関係におけるプレッシャーを感じていた人は、ここですうっと解放されるでしょう。パートナーシップについての問題もこのころには解決しているはずです。ここからは人との交わりが、とても自由で伸び伸びしたものになります。

2015.10.27

貴方の星座で満月が起こります。この満月は乙女座の星々と調和的な角度で結びついており、貴方の内なる愛が自然に流れ出していくような出来事が起こりそうです。また、クリエイティブな活動をしている人には、強いスポットライトが当たるかもしれません。
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12星座別占い

Horoscope : Ishii yukari / Illustlation : Chihiro Yoshii

石井ゆかりプロフィール

ライター。星占いの記事やエッセイなどを執筆。『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『3年の星占い(全12冊)2018-2020』(文響社刊)も発売中。主宰WEBサイトは『筋トレ』http://st.sakura.ne.jp/~iyukari

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