自分の内側で起こっていることや、自分の手の中で起こっていることは、周囲の人にはわかりません。ただ、気配ぐらいは「勘づかれる」かもしれません。貴方の中に何かが起こっているようだけれど、何が起こっているのかハッキリとはわからない。そんな思いを周囲の人々が、今、抱いているかもしれません。
説明できることは説明すべきですが、説明できないこともおそらく、あるだろうと思います。その場合は「何が起こっているか」を説明するのではなく、「どうしてほしいか」を話すのも一案です。「今はそっと見守ってほしい」「2月半ばまで待ってほしい」など、行動や態度への要望を伝えるだけでも、結構安心してもらえるものです。
さらに言えば、貴方の胸にちゃんと愛や好意、前向きな思いがあることも、伝えておくことが大事なのかもしれません。相手が持っている情報と、自分が持っている情報に差がある時、互いに共感しにくい状態が生まれます。完全に情報を共有し合えるなら、それに越したことはありませんが、そうはいかない場合もよくあるものです。その場合、大事なのは互いの不安な気持ち、心配な気持ちを受け取り合うことなのだろうと思います。