「ここまでは一緒にやってあげるから、ここからはひとりでやってみてごらん」と言われるようなシフトが起こるかもしれません。一緒にやってもらって、その段階まで行って初めて「なるほど、ひとりでもできそうだ」という思いが湧いてきます。実際にひとりでやってみると、思ったほどうまくできなかったり、意外なミスをしたりするかもしれませんが、そうしたステップをひとつひとつ踏んでいくことで、確かな力が養われます。自分ひとりの力でやってみることなしには、本物の力は身につかないものです。そのレールに今週から乗る、という人が少なくないだろうと思うのです。
ただ、一切のサポートがなくなるのか、というと、決してそんなことはありません。むしろ、支えや助けの形が、より今の貴方にふさわしい形へと変化していく、ということなのだろうと思います。同じ「指導」でも、初心者を導く方法と、中級・上級者をサポートする方法とは大きく異なります。貴方自身の成長に合わせて、サポートの形が変わり、よりやりやすくなるということであるはずです。