本来バラバラだった人々が、ある問題解決のために協力しあった時、そこにだんだんと友情や仲間意識が育まれる、という現象があります。
この仲間意識は、問題が解決したあとでも、しばしば保たれます。
何かあるたびにまた、協力体制をすぐ、再構築できます。
今、貴方の世界ではそんなことが起こっているかもしれません。
共通の敵と協力して闘ったり、交渉したりする中で、新しい「チーム」ができていきます。
意外な人が「身内」になり、今後のことを語り合える友となります。
友情は、幼い頃はただ同じ時空を共有するだけで生まれます。これが大人になると、なんらかの問題意識や利害関係の中で、「共闘」した人と仲良くなることが多いのではないかと思います。
この時期はもしかすると、闘っている相手とか、解決しようとしている問題自体よりも、実はそこで生まれる仲間意識、身内としての意識のほうが、より大きな意味を持っているのかもしれません。