石井ゆかりの星占い

2022/5/9 - 5/15

さそり座

さそり座

10.24 - 11.21

タスクが一気に増えそうです。貴方の役割が重みを増し、どんどんやるべきことが投げ込まれてくる気配があります。その中には、確かにやらなければならない大事なこともあれば、後回しにしたり、断ったりしてもいいことも含まれています。つまり、玉石混淆なのです。なんでもかんでもすべてカンペキに! という方針は、今の流れにはフィットしないはずです。一見どうでもいいようなことを優先したくなったり、大事なことを締め切りギリギリまで引き延ばしたりしたくなったりするかもしれませんが、貴方の直観が「そうしたい!」と叫んでいるなら、その声に従うほうが得策かもしれません。今は、優先順位の選定さえ、あまり論理的にはいかないようなのです。

ゴチャゴチャした混乱の中から、おもしろいもの、新しいものが芽を出します。また、行きつ戻りつの展開や、過去から寄せられる声の中から、先に進むための大事なヒントが見つかります。「いつも通り」「計画通り」にこだわると、この時期はかえって、貴重なものを見落としがちです。ゴチャゴチャしている方がおもしろい! と吹っ切れれば、とても楽しい時間となるはずです。

11日から2023年5月にまたがって、木星が貴方の「役割、義務、健康、生活習慣、訓練」などを象徴する場所に滞在します。この1年ほどの中で、生活スタイルを一新したり、就労条件を改めるために転職活動をしたりする人も少なくないはずです。また、新しい任務を得たり、「この人のために頑張ろう」といった目標を持つ人もいるでしょう。「生き方」は、「生活のありよう」と直結しています。人生を変えるために暮らしを変える! という試みができる時間帯です。健康状態や心身の調子の悪さに悩んでいる人には、この1年ほどの中で光明が見えてくるかもしれません。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



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