あちこち動きまわり、人間関係を拡大し、いろいろな人と語り合いながら、たくさんのものを「持って帰る」ことができます。「持ち帰る」その先は、自分の家や、自分の世界、職場とか普段の活動の環境などです。自分のテリトリー、自分のフィールド、自分のポジション、自分のホームグラウンドに、外で仕入れたあれこれを持って帰り、そこでおおいに楽しみ、分かち合うことができます。
外で言われたときにはカチンときた言葉も、家に持って帰って開いてみたら、何より価値のある言葉だった、というケースもあるでしょう。受け取った時には無価値に見えたものが、持ち帰って身内に見せたら「それはスゴイものだよ!」と喜ばれる、といった展開もあるかもしれません。押しつけられたものは家で「昇華」できますし、「浄化」もできます。「絶対大丈夫」な場所があるからこそ、自由になんでも仕入れてこられる、かなり強い時間です。