石井ゆかりの星占い

2021/10/11 - 10/17

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週から月末に向かい、「好転・進展」のような星の動きがさらに、飛び石のように続いていきます。まず11日、土星が順行に戻ります。5月23日から水瓶座で逆行を続けていた土星ですが、ここで順行に戻ると、一気に存在感が増します。今の星の配置の中で、ほぼ「いちばん強い」のは、実は土星なのです。土星はもともと水瓶座の支配星で、ここにいると「持ち味を出しやすい状態になる」とされています。これが順行に戻ることで、さらにその力がストレートに出やすい、という解釈になるわけです。天秤座の星々にも120度の位置関係にあり、さらに今週は金星が射手座からセクスタイルを組みます。水瓶座の「広く世の中を見渡す力・新しい時代へと価値観を転換していく力・技術革新の力」が強調される時間となりそうです。多くの人が、自分ひとりだけのこと・今だけのことではなく、広く社会のこと、遠い未来のことを視野に入れ、そこから行動を始められるのかもしれません。

水瓶座の木星と太陽がトライン、逆行中の水星は天王星とインコンジャンクトを組みます。新しい発信、新たな自己主張の気配があります。火星が側に位置しており、この時期に広まるニュースや考え方は、非常にロジカルでありつつ、どこまでも戦略的です。また、定着したと思えるある種の議論が新たな方向に展開し始める、という気配も読み取れるかもしれません。「これが一般論、これがマジョリティの思い」と考えられているものも、結構短期間で大きく転換することがあるものです。「たぶん世の中はこっちに向かっているのだろう」という予測に反するような兆候が、今週目立ち始めるかもしれません。とはいえ、太陽が週末、冥王星のスクエアに差し掛かると、「ぶりかえし」的な気配も出てくるのかなと思います。

少々フライングですが、来週は水星が順行に戻り、木星も順行し始めます。9月末頃からの展開に含まれていた「今だけの、一時的な展開」が、このあたりで転換し、本来の軌道に戻ることになります。今週からすでに、その気配が表れ始めるかもしれません。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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