石井ゆかりの星占い

2021/12/27 - 2022/1/2

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
いよいよ年末年始の週になりました。
今週は星の動きもとても「年末年始!」という感じで、イメージどおりの新年を迎えられる人が多いのではないかと思います。
まず、山羊座に星が集まっていますが、山羊座は「伝統的な価値観」を象徴する世界で、「人間集団」「組織」「序列」なども山羊座の管轄です。年末年始の「儀式」「風習」はまさに「伝統的」です。例年、特に何もしないという人も、今年は妙に「鏡餅だけでも飾るか」「かまぼこだけでも食べるか」というふうに、少しだけ「伝統文化」を味わいたい気持ちになるかもしれません。

29日、木星が水瓶座から魚座に移動します。2020年の終わりから水瓶座に滞在した木星が、いよいよ魚座に移動完了します。魚座には海王星が待っており、魚座の王様である海王星と木星が並び立つ形、まさに「魚座最強状態」となります。魚座の皆さんはもちろん、ここから2022年全体をとおして生まれ変わるような体験ができそうですし、ほかの星座の皆さんも、魚座的な救い、救済、新たな価値観の吸収、根源的変容といったテーマを生活の随所で体験することになるだろうと思います。

木星は2021年5月14日から7月28日まで、一度魚座に足を踏み入れていました。この間に起こったことが「第1幕」、2021年12月29日から2022年5月11日が「第2幕」、そして2022年10月28日から12月20日が「第3幕」と言えます。2021年5月から7月に起こったことの「続き」が、この12月29日から本格的に展開していく、というイメージになるのです。日記や日々の記録をつけている人は、こういう時役に立ちます。そのころ起こったことが「芽」になっていれば、それを再び育てて行くことができるはずです。

さらに今週は火星と木星のセクスタイルが組まれます。天王星のクインカンクスもあって、この形は非常にバキバキと鉄火な変化を感じさせます。正面からぶつかり合うというよりは、ハードな展開が不思議な共鳴を見せながら次第に斜めの方向に展開していく、という感じです。普段明らかに強い力を持っている人よりも、自由人でマイペースでやる気があるのかどうかわからないような人が、ずだん!と大きなインパクトを引き起こす!といったイメージが浮かびました。どんなだ。

月は新月に向かい、「すでに準備されていることが粛々と進む」「長期的に大きな意味を持つことが静かに進展する」モードに入っています。年末年始は普段よりも大きく広い視野でモノを考えることができるタイミングだと思うのですが、今年は特にその振り幅が、過去や未来を差別することなく、限りなく大きく拡がる時間なのではないか、と思いました。

今週はそんな感じです。

今年最後の週報となりました、今年も1年間、ご愛読頂き誠にありがとうございました!
2021年も苦しい事の多い1年で、振り返るのも辛い気持ちになります。新しい年はなんとか明るく開放的な年に、と祈るばかりです。魚座の木星と海王星の「救済」の光に願いをかけたいです。
2021年は「グレートコンジャンクション」からの「風の時代の1年目」として、新しいこともたくさん起こった年でした。皆様の中にも、フレッシュなスタートを切った方が少なくないはずです。私自身、2021年は「筋トレ」終了、週報の場を変えるなど、かなり大きな変化を経験しました。

ただ、場は変わっても、占いを書いていく、といういとなみは変わりません。より新鮮なものを書けるよう、もっと勉強したいと思いますし、来年もまた、泥臭く書いていくつもりです。どうぞよろしくお願いいたします。

皆様どうか、よいお年をお迎えくださいませ!

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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