石井ゆかりの星占い

2022/5/23 - 5/29

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週も星がガンガン動く、変化の勢いの強いタイミングです。
まず23日、逆行中の水星が双子座から牡牛座に戻ります。4月半ば頃から考えていること、話し合ってきたことなどに、もう一度本腰を入れて取り組むことになるかもしれません。「一度した話をもう一度する」ことが、ここではとても重要です。また、メッセージやメールなど、「文章」でやり取りした内容を、ここで「直接話す」必要が出てくる可能性もあります。文章でのやり取りと、肉声でのやり取りとでは、たとえ入り口や議題がまったく同じであっても、なぜか結論が変わることがよくあります。この時期はそうした変化が起こりやすいかもしれません。「本当に大事なこと」が、声や表情を介して伝わっていきます。

25日、火星が牡羊座に移動します。この時点でまだ金星が牡羊座にいるので、木星と合わせて3星集合、とても「熱い」雰囲気になります。牡羊座は「はじまりの星座」であり、「闘いの星座」でもあります。なにか新しい形での、本当に前向きな「闘い」が始まることを期待したいです。多くの人の胸に意欲や情熱が湧き上がり、チャレンジ精神が漲ります。「できることを、できる範囲で」といった守りに入る発想は、この時期にはあまりフィットしないだろうと思います。とはいえ、水星はまだ逆行中ですし、「勢いはあってもスピードは出ない」「多少歯車が噛み合わないまま進む」といった雰囲気もあるかもしれません。今は「前進」よりも、まずは「熱を高める」ことが大事なのかもしれません。

28日、金星が牡牛座に移動します。火星同様金星もこれでオウンサイン、愛と情熱の両方が強力な状態になります。欲望や愛情をストレートに出しやすくなるかもしれません。たとえば、逆行中の水星もあいまって「ちょっと待って、私はこうしたい」というサインを出しやすくなる、といった考え方もできます。そのまま状況の勢いに流されてしまいそうなところで「ストップ」をかけるのはなかなか勇気が要るものですが、自分の思いに沿わないことを「足並みを乱したくないから」という理由で受け入れてしまうのは、決していいことではありません。この時期は、たとえ過去に一度OKしたことでも「やっぱり、ちがう」と思えれば、「待った」をかけやすい時ではないかと思います。多少物事が滞っても、混乱が起こっても、それでも自分の情熱に、愛に、意欲に、望みに、どこまでも素直になりたい時です。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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