石井ゆかりの星占い

2022/7/25 - 7/31

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
牡牛座に火星と天王星、獅子座に太陽と水星が入り、90度の位置関係になっています。
獅子座の2星は意志や動き、行動を象徴し、牡牛座の2星は突発的な変化や衝撃、古いものの破壊や解体、徹底的な変更などを象徴します。この組み合わせは、なんらかの確かな意志や行動を元に、変わりようがないように見えたシステムを不可逆的にぶっ壊していく! という雰囲気を感じさせます。「破壊」「壊す」というと、何か怖ろしいような感じもありますが、ここではどこか「解体されるのを待っていた廃屋を壊す」ような、満を持してのアクションというイメージを含んでいます。壊すべきものはすでにずっとそこにあって、みんな「これは撤去しなくちゃなあ」くらいに思っていたのだと思うのです。それをやっと壊す決心がつく、というのが今週なのかなという気がします。

というのも、29日、獅子座で新月が起こります。この新月は牡羊座の木星と120度の位置関係で、とてもおおらかで熱く、肯定的で、パワフルです。前向きで、華やかで、真っ直ぐな意志の強さを感じさせます。このラインには「無理をしている」感じがありません。そのまますぱーんと迷いなく進める陽気さに満ちています。上記の「破壊」と、この陽気な新月は、位置関係の上で、絡み合っています。何かとても前向きな、明るい意図のもとに、壊すべきものを壊していく。そうした、あくまでキラキラした「弾ける」勢いが感じられるのです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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