石井ゆかりの星占い

2022/8/22 - 8/28

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
20日に移動した火星は2023年3月まで双子座に長期滞在しますので、今週は「闘いの始まり」的な雰囲気が濃厚です。さらに太陽の乙女座入り、火星とスクエアを組む27日の新月も「スタート」の気配がグリグリしており、状況がパッと変わるような節目となりそうです。

26日には水星が天秤座に入りますが、水星はこの後9月から10月にかけて逆行、乙女座に逆戻りという動きを見せます。ゆえに、上記の「スタート!」は、一気に次の段階に移行するという流れではないようにも見えます。火星も長期滞在に入るわけですし、「時間のかかることが始まる」「すぐには展開がはっきりしない」という「スタート」なのだと思うのです。始まっていきなり「その先どうなるか」の予測がつかないのが、この「スタート」の特徴だろうという気がします。

太陽が乙女座に、水星が天秤座にそれぞれ移動することで、現実的な意志や旗幟がはっきりしなくなってくる、という雰囲気もあります。太陽獅子座、水星乙女座というこれまでの配置では、意思表示や現実における選択がとてもクリアだったのですが、それが移動することで、ちょっとアウトラインがぼやけるというか、様子見、日和見、他人の出方を見るといった曖昧さ、保留感が出てきます。ただ、そうした中で乙女座新月と双子座火星のスクエアは、「今の段階での方向性はハッキリさせる」という動きを醸し出しています。あるいは「新たにどんなモノを作るかはまだ決めていないが、とにかくこの古い小屋は壊して片付ける!」と宣言するような感じがあるかもしれません。部分的にでも「ここだけはこうする」と決めてしまうことで、リアルが動き出します。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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