こんにちは、石井ゆかりです。
20日に移動した火星は2023年3月まで双子座に長期滞在しますので、今週は「闘いの始まり」的な雰囲気が濃厚です。さらに太陽の乙女座入り、火星とスクエアを組む27日の新月も「スタート」の気配がグリグリしており、状況がパッと変わるような節目となりそうです。
26日には水星が天秤座に入りますが、水星はこの後9月から10月にかけて逆行、乙女座に逆戻りという動きを見せます。ゆえに、上記の「スタート!」は、一気に次の段階に移行するという流れではないようにも見えます。火星も長期滞在に入るわけですし、「時間のかかることが始まる」「すぐには展開がはっきりしない」という「スタート」なのだと思うのです。始まっていきなり「その先どうなるか」の予測がつかないのが、この「スタート」の特徴だろうという気がします。
太陽が乙女座に、水星が天秤座にそれぞれ移動することで、現実的な意志や旗幟がはっきりしなくなってくる、という雰囲気もあります。太陽獅子座、水星乙女座というこれまでの配置では、意思表示や現実における選択がとてもクリアだったのですが、それが移動することで、ちょっとアウトラインがぼやけるというか、様子見、日和見、他人の出方を見るといった曖昧さ、保留感が出てきます。ただ、そうした中で乙女座新月と双子座火星のスクエアは、「今の段階での方向性はハッキリさせる」という動きを醸し出しています。あるいは「新たにどんなモノを作るかはまだ決めていないが、とにかくこの古い小屋は壊して片付ける!」と宣言するような感じがあるかもしれません。部分的にでも「ここだけはこうする」と決めてしまうことで、リアルが動き出します。
今週はそんな感じです。