石井ゆかりの星占い

2022/9/26 - 10/2

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週はまず、天秤座で新月が起こり、さらに金星が天秤座入りして、週末、9月10日から逆行していた水星が順行に戻ります。どれもとてもフレッシュな「スタート!」「トンネルを抜ける!」という印象の動きです。このところモヤモヤしていた人、停滞を余儀なくされていた人、日常が混乱して身動きが取れなかった人、待てど暮らせど来るべきレスポンスを受け取れずにいた人は、今週を境に「よし、前に進もう!」という気持ちを新たにできるでしょう。前進のための条件が整い、気持ちも整理されて、明るくきりっとした態度を取り戻せるのです。また、「空気を読む」「人の動向を見てから判断する」ような状態に追い込まれていた人も、それとは別の行動方針に切り替えることができるかもしれません。「人がどうしようと、自分はこれで行こう」という判断基準を取り戻すことができるかもしれません。
 
週末、順行に戻る水星は冥王星とトラインを組んでいます。火星と土星もトラインで、新月は木星とオポジションです。これらのラインナップは、どこか「吹っ切れる」感じがあります。まっすぐで、エッジが立っていて、勢いがあって、中身が詰まっています。あやふやに空気を読むような感じがみじんもありません。また、「経験があるからこそ、思い切ったことができる」という感じを含んでもいます。実質的な、時間をかけた積み重ねの上に立って、「あえて過去に囚われない判断」に出られるのは、未来への希望があり、何が正しくて何に価値があるかという価値観が確かだからです。バランスを取ろうとしても取れないのに、バランスを取ることを無視した時に初めて新しいバランスが生じる、といった展開が起こるのではないかという気がします。
 
今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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