石井ゆかりの星占い

2023/4/10 - 4/16

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は11日、金星が双子座に移動します。
双子座といえば、昨年8月末から火星が長期滞在していまして、この3月末にやっと蟹座に抜けていきました。昨年後半から今年3月まで、ヒリヒリするような刺激的な「勝負」がそこに起こっていたのです。双子座の人に限らず、あらゆる人がひとつのテーマに関して闘争を続けていた状態だったと思うのですが、その「昨年後半から闘ったテーマ」に、今週から甘い、優しい、柔らかいものが流れ込みます。「よく頑張ったね!」とねぎらってもらえるような時間が、ここから5月頭まで続くのです。

あれだけ暴れていた人が、優しくほんわかしている!といったことが起こるかもしれません。ピリピリしていた人がニコニコしていたり、ケンカしていた相手と愛し合ったりできるかもしれません。

さらに今は水星が牡牛座に位置しており、牡牛座と双子座の間にミューチュアル・リセプションが起こっています。水星-双子座は言葉によるコミュニケーションやビジネス上の取引、牡牛座-金星は声や音、音楽などを象徴します。話し言葉によるやり取り、肉声による対話、「会って話す」ことなどが強調されているように見えます。今はコミュニケーションツールを介したやり取りが「主流」のようになっていて、直接会って話をするなど贅沢なことのようにも思われますが、このタイミングではどうしても「会って話す」「電話で話す」ような「話」が必要になるのかもしれません。

双子座に入った金星はすぐ、水瓶座の冥王星、魚座の土星と角度をとっていきます。優しさや陽気さ、肯定感によってほぐれていくもの、受け止められるものがあるようです。深刻な相談を優しい笑顔で聞いてくれる人がいるような、さわやかな時間帯です。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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