石井ゆかりの星占い

2023/11/6 - 11/12

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
8日、金星が天秤座に移動します。天秤座は金星の「自宅」で、持ち味を出しやすい場所とされています。金星は愛と美と豊かさと、何より「平和」の星です。天秤座もまた、平和の星座とされています。今何よりも必要とされているテーマが星空で強調されることが、うれしく感じられます。依然、闘いの星・火星は蠍座で威力を増していますが、それに対抗する対話、調停、交渉の流れが強まってほしいと願います。

水星が10日、射手座入りします。一気に12月頭に山羊座入りするのですが、逆行により12月下旬、一度射手座に戻り、年明け1月14日まで滞在します。水星はコミュニケーション、ビジネス、取引、移動などを司る星です。射手座ではこの星はちょっとトリッキーな面を見せるとされています。流言飛語、火のないところに煙が立つような現象が起こりやすいのです。射手座はグローバルなやり取りや移動を司る世界でもあり、今はそうした面での「混乱」は本当に願い下げだという気がしますが、その一方で、非常に複雑なコミュニケーションが成立する、という読み方もできるような気がします。射手座は、旅の星座であると同時に、古くから宗教と関係が深い星座でもあります。ここでの水星逆行が、さまざまな文化的境界線を乗り越える、特別なルートの存在を示しているのだといいな、という気もします。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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