こんにちは、石井ゆかりです。
今週は太陽と火星が動く、節目感の強いタイミングとなっています。先週も新月スタートで、なかなかの節目感だったのですが、今週はその「続編」のような感触もあるかもしれません。
まず22日、太陽が射手座に移動します。さらに24日、火星も射手座入りします。10月半ばから蠍座の星々と牡牛座の2星の緊張関係が続いてきましたが、ここでその「対峙」が解除されます。蠍座は闘いの星・火星を支配星とする(今は冥王星が支配星で火星は副支配星ともされます)、闘争と関係の深い星座です。ここから太陽、火星というアクティブな星が抜けてゆくことは、喜ばしいことのようにも思えます。また、牡牛座-蠍座ラインは所有や支配と関係のある世界です。ここにあった緊張感が抜けてゆくのも、望ましいことと感じられます。
個人の生活の中でも、ある種の緊張感や「対決」感が緩む手ごたえがあるかもしれません。また、「閉じた」状態から「開かれた」状態への変化が感じられるかもしれません。
天秤座に位置している金星は、射手座に移動した星々と調和的な角度を形成します。射手座も天秤座も、交渉や対話に対して開かれた世界と言えます。どちらもコミュニケーションに関係の深い星座ですし、特に、バックグラウンドの違う「他者」に対して向き合おうとする姿勢があるのです。これらの動きが、明るい方向への変化を示唆していると考えたいです。
今週はそんな感じです。