石井ゆかりの星占い

2023/11/20 - 11/26

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週は太陽と火星が動く、節目感の強いタイミングとなっています。先週も新月スタートで、なかなかの節目感だったのですが、今週はその「続編」のような感触もあるかもしれません。

まず22日、太陽が射手座に移動します。さらに24日、火星も射手座入りします。10月半ばから蠍座の星々と牡牛座の2星の緊張関係が続いてきましたが、ここでその「対峙」が解除されます。蠍座は闘いの星・火星を支配星とする(今は冥王星が支配星で火星は副支配星ともされます)、闘争と関係の深い星座です。ここから太陽、火星というアクティブな星が抜けてゆくことは、喜ばしいことのようにも思えます。また、牡牛座-蠍座ラインは所有や支配と関係のある世界です。ここにあった緊張感が抜けてゆくのも、望ましいことと感じられます。

個人の生活の中でも、ある種の緊張感や「対決」感が緩む手ごたえがあるかもしれません。また、「閉じた」状態から「開かれた」状態への変化が感じられるかもしれません。

天秤座に位置している金星は、射手座に移動した星々と調和的な角度を形成します。射手座も天秤座も、交渉や対話に対して開かれた世界と言えます。どちらもコミュニケーションに関係の深い星座ですし、特に、バックグラウンドの違う「他者」に対して向き合おうとする姿勢があるのです。これらの動きが、明るい方向への変化を示唆していると考えたいです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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