石井ゆかりの星占い

2023/12/11 - 12/17

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週はまず、13日の射手座の新月があります。新月は「スタート」のタイミングですが、今回は特に、近くに火星が寄り添い、天王星とインコンジャンクトという位置関係で、突発的で熱い、意外性に満ちたスタートラインとなりそうです。「想像の斜め上をゆく」ような展開が起こるかもしれません。インコンジャンクトも天王星も、それぞれ「想定外」なのです。想定外のことが始まるのですが、その破壊力は満点です。変わりようがないと思われたことが変わったり、全く新しい条件が加わって全体の流れが変化したり、といったことが起こるかもしれません。

さらに同じく13日、山羊座で水星が逆行を始めます。水星の逆行時は「失ったものが戻ってくる、再会する、やり直しや見直しが起こる、一時停止する、コミュニケーションや交通機関が混乱する」などのことが起こりやすいとされています。今回の逆行は特に、2024年のイングレスを控えた冥王星がいる山羊座であり、2008年頃からのプロセスを大きく振り返るような展開もあるのかもしれません。「総括」的なことが起こるのかな、という気もします。

金星は蠍座で、木星・天王星の対岸を運行します。ここはとてもゴージャスな、煌びやかな雰囲気の形だなと思います。普段ならきちんと計算されるものが、ここでは計算の枠をはみ出してしまっている、という感じもあります。高級なお寿司屋さんで、イクラやウニがあふれかえっている軍艦が出てきたりしますが、あんなイメージです。あふれかえっています。バランスがとれたゴージャスではなく、あえて盛りこぼしていくスタイルのゴージャス、そして愛、という雰囲気の週です。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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