石井ゆかりの星占い

2024/1/8 - 1/14

今週の空模様

明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いいたします!
今年最初の、週報の更新です。

今週のハイライトは11 日、山羊座の新月です。新月は「スタート」のタイミングですが、
今回は特に、火星・冥王星と並んだ位置で起こり、さらに天王星と120度を組んでいます。爆発的なスタート、ひと昔前の短距離走のような、「パン!」と爆発音がするようなスタートの気配があります。事前に予定されていたことに着手する人ももちろん、いるはずですが、それ以上に、「突発的にスタートを切る」人も多そうです。いきなりチャンスが来て、反射的にそれを掴む!といった展開がありそうなのです。

とはいえ、この新月は山羊座で起こります。ゆえに、現実的な慎重さ、ある種の悲観や警戒心はつきまといます。恐怖心から自分を守るために大きな行動を起こすと、その結果は反転してしまう可能性もあります。怯えからのアクションは、「逆ギレ」のようなものになりやすいのです。とはいえ今の山羊座には火星が位置しています。山羊座の火星は責任ある勇気、理性的勇敢を象徴します。この星が新月に際し、怯えた犬が吠えまくるような衝動を抑制した上で、「真に勇敢な選択とは何か」を教えてくれるのではないかと思います。

14日には、水星が再び山羊座入りします。水星は12月1日に一度山羊座入りし、その後逆行して12月23日に射手座に戻っていたのですが、2日の順行で折り返して、もう一度正式に(?)山羊座に移動するのです。水星は射手座では、少々厄介な面が出やすいとされます。
「流言飛語」的なものがふくらみやすいのです。逆行していたこともあり、ある意味「火のないところに煙が立って、それが煽られる」ような場面もあったのではないかと思いますが、この14日を境にそうした不安定な部分が消え、コミュニケーションや交通、移動にまつわることが軌道修正されてゆくでしょう。実務的な混乱も解消するはずです。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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