石井ゆかりの星占い

2024/2/12 - 2/18

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

今週は13日に火星が水瓶座入り、17日に金星が水瓶座入りします。週末には水瓶座に5星が集合、月も同じ風の星座の双子座に位置しており、強すぎるほど強い風が「吹き荒れている」感じがあります。水瓶座入りしたばかり、最初の度数で荒ぶるパワーの冥王星に、金星、火星というアクティブな星がガツン、ガツンと重なって、何かものすごくセンセーショナルなことが起こりそうな気配もあります。ドラマティックなニュースに世の中が一斉に注目する!といったこともあるのかもしれません。

水瓶座は新しい時代、流行、最先端のテクノロジーなどと関係の深い星座です。そこに星がぎゅっと集まるので、古い形式やシステムを刷新しようという流れが強まるかもしれません。長く保たれてきた力関係を「離脱する」ような動きが感じられるのです。特に、年明けから今週までは伝統や歴史、権威を司る山羊座に星が集まっていたのですが、今週を境に山羊座はきれいに空っぽになります。このコントラストは大変ビビッドです。メリハリがはっきりしています。日光江戸村からスペースマウンテンに移動する!みたいなメリハリがあります。どんなだ。

水瓶座はオープンでフラットな世界です。平等、公平な世界です。年齢が違っていても対等に話す世界で、肩書きがまったく違っていても、友だちになれる世界です。たとえば普段、上下関係や力関係を気にしがちな人も、この時期はむしろそういうものを度外視するほうが、「適切なマナー」だと受け取ってもらえるかもしれません。

水瓶座に集合したパワーが牡牛座に流れ込み、牡牛座に流れ込んだパワーがまた、金星を介して水瓶座に環流します。不動宮の濃密な配置の中で、何か揺るぎないもの、絶対的なもの、動かしがたいものが育ち始めるのかもしれません。物理的な壁がぶっ壊され、新しい物理的枠組みが生まれる、といったイメージも浮かびます。たとえば、ある学校では「休み時間に隣のクラスに行ってはいけない」という校則があるのだそうですが、その校則が「無効」になる、といったような変化が起こりそうだなと思います。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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