石井ゆかりの星占い

2024/5/27 - 6/2

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
26日、木星が双子座入りした直後の週で、とてもフレッシュな雰囲気に包まれています。先週から今週に入ると、何かしら「新しい時間に入った!」という感触がありそうです。ハッキリと「フェーズが変わった」「先に進んだ」「流れが変わった」という感じがあるだろうと思います。

双子座には現在、太陽と金星も位置していて、週末には重なります。双子座のこのキラキラっぷり、そして木星と水瓶座の冥王星の120度など、非常にゴージャスで、センセーショナルな感じがあります。
双子座や水瓶座はメディアやジャーナリズムと関係の深い世界で、ここにボリューム感のある星が集まることで、「とにかく話が盛り上がる」感じがあるのです。「話が盛り気味になる」というイメージもあります。この時期の話は、特に未来予想のようなテーマにおいては、「話がでかすぎる」「現実からかなり遊離する」感じもあるのかなと思います。

個人の生活の中では、話しかけたり、誘ったり、新しいスポットに出かけていったり、といった「動き」が一気に増えそうです。1箇所に留まって同じことを繰り返しているような気配は微塵もありません。普段出不精な人も、この時期は妙に外に出たくなるだろうと思います。そして出かけていったところに、きっと「なにか」が見つかります。

火星は自宅の牡羊座に位置していて、ゴウゴウと燃えています。ここに、一気に風が強まることで、ある種「煽られる」ような状況が発生するかもしれません。パッションやエモーションが強いコミュニケーションの風を受けて燃え広がり、新しいシチュエーションが生じる、ということになるのかもしれません。
「カッとなる」ことはどんな場合でも、あまりいい結果に繋がりませんが、この時期は良いことも悪いことも、「カッとなる」ところから始まる感じもあるのかなと思います。怒ったり、怒りをぶつけたりすることは、基本的には「良くないこと」ですが、社会の理不尽や不正に対して「おりこうさん」に黙っていることは、決して望ましいことではありません。この時期、怒るべきことに怒り、その怒りをできるだけ広めて大きな力にする、といったことが、これまで以上に勢いを得るのではないかと思います。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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