石井ゆかりの星占い

2024/6/10 - 6/16

今週の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。

先週末の9日、火星が牡羊座から牡牛座に移動します。この牡牛座はついこの前、5月末まで木星が位置していた場所で、ここに火星が移動すると「2023年半ば頃から取り組んでいたテーマについて、改めて、新しい熱を持って勝負する」ような展開になるのではないかと思います。過去1年の経験があるからこそできることがある、という時期なのです。過去1年の中で育ててきた果実を、ここでがーっと収穫する、といった流れになる人もいるかもしれません。ここまでに切り開いたフィールドで、ここから大暴れする、という人もいるでしょう。

今は双子座に星々がぎゅっと集まっていますが、来週17日以降、徐々に蟹座に移動し始めます。つまり「双子座祭り」は今週までとなります。このところあれこれ着手している人は、さらに今週、そこに勢いをつけたいところです。まずここで目一杯に話を膨らませ、可能性を拡大しておくことで、「これから」の流れがよりスケールの大きなものになるはずです。

週末に近付くと、太陽・水星・金星が魚座の海王星とスクエアを組みます。イマジネーションが限りなく広がっていくような、ふわふわの雰囲気です。この時期の噂話や「情報」には、あまり実体がないようです。一方、感情を語るとか、思いや愛情を伝える、あるいはフィクション、イマジネーションを届ける、といったことには、ある種の深い真実が備わって、勢いが出る時です。情報はたよりにならないけれど、詩は本物になる。そんな雰囲気の時間帯です。

今週はそんな感じです。

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石井ゆかり

ライター。「フィガロジャポン」本誌にて2010年から星占い連載を手がけ、ムック本「石井ゆかりの星占い3」(CCCメディアハウス刊)が好評発売中。そのほか、さまざまな媒体で記事やエッセイなどを執筆し、『12星座シリーズ』(WAVE出版刊)は120万部を超えるベストセラーに。『愛する人に。』(幻冬舎コミックス刊)、『夢を読む』(白泉社刊)など、著書多数。累計発行部数は400万部を超える。



今週の空模様



公式サイト「石井ゆかりの星読み

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