こんにちは、石井ゆかりです。
22日に太陽が天秤座入りし、さらに23日に金星が蠍座入り、26日に水星が天秤座入りと、立て続けのイングレスで、さっと秋の風が吹き込んでくるような週となっています。カラーがパッと変わるイメージです。
特にここでは、金星が蠍座入りして蟹座火星、魚座2星と大きな3角形が描かれるのが特徴的です。水の星座にエモーショナルな、熱い星が渦巻き、荒ぶる情熱を感じさせる配置になっています。蟹座火星も蠍座金星も、コントロールしにくいエモーションを象徴します。はみだしたり、やりすぎたり、自分だけ熱くなってしまったり、といった「感情に振り回される」イメージが浮かぶのですが、今回はそれを魚座の土星がしっかり締めている、手綱を握っている、という感じがあります。暴走しようとする思いをちゃんとハンドリングして、「伝えるべき所に伝える」という感じがするのですね。感情を抑え込むのではなく、野放図に暴れ回らせるのでもなく、熱いものをなんとか手渡す方法を探る、あるいは、その場にいる人を丁寧に巻き込んでいく、といったイメージが浮かびます。
天秤座入りした2星と双子座木星の組み合わせは、合理的で論理的な「説明」なのですが、それ「だけ」では今は、通用しないようです。血の通った、心の込もった、地に足の着いた「本当の思い」があってはじめて、戦略や戦術が意味を持ちます。口で言っていることと本当に思っていることの乖離が大きいほど、今はうまくいかない感じもあるのかもしれません。
今週はそんな感じです。