こんにちは、石井ゆかりです。
今週は太陽が水瓶座に移動します。水瓶座入りするとすぐ、冥王星と重なります。
冥王星は昨年の11月に水瓶座への移動を完了したばかりで、まだフレッシュな状態です。
冥王星は火星の「ハイアー・オクターブ」とされており、非常に熱い星です。
この星に太陽が重なっていくことで、強い信念のようなものが浮かび上がります。
ちょっとやそっとでは消えない情熱、意欲、野心、野望が起動するのです。
周囲から「無理だよ」といわれるようなことでも、今なら可能になるかもしれません。
一方、魚座に3星が集まり、蟹座に火星が位置しており、水の星座が賑わっています。
夜空にも惑星がとても見やすい時で、金星と土星が隣り合う夕景は、きらびやかで美しく、この時期ぜひ見ておきたいところです。
魚座の星々には「犠牲」という象意があります。このところ人類は本当に大きな犠牲を払い続けているように思われます。
この犠牲がつぐなわれ、癒やされなければならないと思います。
魚座も蟹座も、ケア、癒やしと関係が深い星座です。
人が共感し、守り合い、助け合うことも、この2星座の共通点です。
魚座でも蟹座でも、その世界の中に入ってしまえば、どこか均質な状態になります。
上下関係や立場を超えて「身内」になれるのが、水の世界の不思議な力です。
辛い時には、上も下もありません。この時期、そんなひろやかな、フラットな力が、できるだけ広い範囲に作用してほしい、と思います。
今週はそんな感じです。