こんにちは、石井ゆかりです。
今週はまず14日、蟹座の満月です。
火星と重なり、さらに海王星、天王星とクレイドルを結ぶ、とてもパワフルでアツい満月となっています。
今は金星も魚座に位置し、土星に近づいていきます。
非常に真面目な、真剣な、純粋なエモーションが「沸騰している」というイメージが浮かびます。
一見、合理性や損得勘定の上で冷静に動いているように見える人も、実はまったくそうではないのかもしれません。
誰もが感情でブレブレになりながら思考し、結構正直に行動していく感じがあります。
タテマエが脆く崩れて、隠しているつもりの本音がまるだしになっている、といった状態になるのかもしれません。
自分の本音をちゃんと理解できている人ほど、今は動きやすいのではないかと思います。
満月は「満ちる」タイミングであり、ひとつの到達点です。
ただ、ここで重なる火星は2024年秋の出来事の「再燃」の入り口にあり、ここから4月半ばまでの一連のチャレンジをスタートさせたばかりです。
ゆえに、ここでは昨年秋に勝負したことの「結果」が出て、その上でさらに先に進むためのゲートが開く、といった展開になるのではないかと思います。
満月らしいひとつのゴールではあるのですが、同時に、ここから春にかけての展開のスタートラインでもあるわけです。
引き続き水の星座に星があつまり、山羊座に太陽と水星が位置していて、ベタベタの、ズブズブの「現実」がここにおかれています。
木星と冥王星の「理想」の対岸にあるもの、夢のはるか手前にあるもの、足元や手元にあるものにスポットライトが当たっています。
それらがどれほど絶対的に見えても、どれほど揺るがぬ支配力のように見えても、そこで起こっていた非合理、矛盾、理不尽もまた、決定的な現実です。
現実はひとつのスタートラインであって、目指すべき理想は、その先の未来に、ちゃんと輝いています。
今週はそんな感じです。