魅惑の深夜食堂へようこそ。〈和食編 #01〉 深夜の麻布十番で、鮨もつまみも好きなものを少しずつ。

少しの罪悪感を味わいながらも、おいしい料理で一日を締めくくるのは、とっても素敵なこと。23時でもオーダー可能なとっておきの深夜食堂を、ジャンル別にご紹介。飲んだあとの締めに鮨を食べたいときには、麻布十番の「いいと」へ。

カウンターとテーブル以外に8人まで利用可能な個室を用意。１階には串揚げなどが楽しめる姉妹店のバルもある。

JAPANESE　いいと｜麻布十番

地下に広がる大空間に、厨房を挟むようにして並べられた杉材のカウンター。飾らない雰囲気のなかで、築地のほか宇和島などから直接仕入れた最高級の魚介を使った握りや刺身、ほどよくひねりが利いたつまみが楽しめる。アゴ出汁を使用した「ふくませ煮」は大根やトマトなどから１品単位で選べ、鮨も１貫から注文可能。しっかり食べたい時はもちろん、飲んだあとの締めに鮨をつまみたい時にも気軽に行ける使い勝手のよさがいい。カウンターの端にはテーブル席もあるので、グループでの利用にも最適だ。

上品で優しい味わいながらアゴ出汁の香りがしっかりと立った「ふくませ煮」から、柔らかタコ￥1,188、出汁巻￥540、フルーツトマト￥648

左から大間産の大トロ￥972、福岡産のイサキ焼き霜￥540、天草産のコハダ￥324。「トリュフのお稲荷さん」（１貫￥648）など変わり種も。

＊『フィガロジャポン』2016年12月号より抜粋

【関連記事】
和牛の最中って？ 若き料理人のセンスが光る割烹料理。
夜中の食事にぴったりな、 ヘルシーおばんざい。