魅惑の深夜食堂へようこそ。〈和食編 #03〉 夜中の食事にぴったりな、 ヘルシーおばんざい。
Gourmet 2017.06.29
少しの罪悪感を味わいながらも、おいしい料理で一日を締めくくるのは、とっても素敵なこと。23時でもオーダー可能なとっておきの深夜食堂を、ジャンル別にご紹介。身体にやさしい野菜中心のお料理をいただきたいときは、自由が丘の「炭焼 小料理 わさび」へ。
見上げるほど天井が高く、シンプルで洗練された雰囲気の店内。カウンター席以外にテーブル席が14席用意されている。
JAPANESE 炭焼 小料理 わさび|自由が丘
遅い時間に食べるなら和食、なかでも野菜たっぷりで低カロリーなら、なおうれしい……そんなわがままに応えてくれる店。看板料理は季節の野菜が主役のおばんざい。きんぴらや白和え、おひたしなど定番料理ではあるが、キャビアが添えられていたり、イチジクと味噌を合わせたりとアレンジがちりばめられている。おばんざい以外にも鶏レバーたたきなどの炭火焼き料理や揚げ物、土鍋ご飯など、ひととおり揃う。テーブル席のほかに設けられた6席のカウンターは、ひとりでサクッと飲んで帰る時にもってこいのスペース。
左から「アボカドの白和え」¥648、「トマトのお出汁漬け」¥702、「牛バラと根菜のきんぴら」¥648。3種盛り合わせにすると全体から¥100引きに。
左:ソース代わりにイクラの醤油漬けがのった「海鮮クリームコロッケ」¥1188。エビやタコ、ホタテなどがごろごろ入る。
右:季節限定「トリュフの土鍋ご飯」1人前¥3200。厚く削った黒トリュフがどっさり。2杯目は生卵をかけて。
東京都目黒区自由が丘2-14-2 モンシャテーヌ自由が丘2F
tel:03-5731-0162
営)17時30分〜24時L.O. ※売り切れで早じまいの可能性あり
休)月
予約したほうがいい
予算:¥6,000〜
*『フィガロジャポン』2016年12月号より抜粋
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