Vins de Bordeaux ふたりで映画を観ながら、ボルドーの軽快な赤を味わう。

【おうちで楽しむ、ボルドーワイン。 #02】

世界中のワイン好きを惹きつけてやまないボルドーワイン。高級な赤ワインのイメージがあるけれど、実は辛口の白ワインや軽やかな赤ワイン、ロゼ、クレマンだってとびきり美味。しかもコストパフォーマンスに優れた、毎日でも飲みたいカジュアルワインが豊富に揃っている。大切な人とゆっくり過ごす休日には、軽快だけれど複雑な味わいを楽しめる、ボルドーの赤ワインをお伴にしたい。

赤ワインを、お肉や野菜など、いろいろなものに合わせる楽しさも発見。カジュアルなものでも、味わいの変化が楽しめるのが、ボルドーの赤ワインの魅力のひとつ。映画1作品を最初から最後まで観ながらワイン1本を空ければ、「シャトー・マルソー・プレリュード」の複雑さが味わい尽くせそう。

開いていく香りと味を、ストーリー展開とともに楽しむ。

休日の午後は、パートナーと一緒に映画鑑賞。肩の力を抜いて過ごしたいから、ワインだって、あまりかしこまったものはパスしたい。心地よく、するすると飲みたいけれど、ふたりだけの時を、スペシャルなものにしてくれるおいしさはマスト。

そんな時にチョイスするのは、ボルドーの赤。ずっしりしたイメージを覆す、飲み疲れない味なのに、グラスを回すといろいろな香りが飛び込んできて。お肉はもちろん、野菜や魚介料理と、思っているより守備範囲も広い。スパイシーな料理の味も、ぐっと盛り上げてくれる。春菊やネギ、ミョウガなど、すっとする香りの野菜を使ってサラダを作ったら、朝、下味をつけておいたお肉を揚げる。ホタテを焼いてカラスミをかけたら、ワインを開けて。

ソファで寛ぎながら映画を観て、グラスを回しながら、いつもよりちょっぴり頑張った料理を食べる。ストーリーの盛り上がりとともに、ワインの香りも変化して、徐々に開いていく。極上の休日の過ごし方。

鶏の唐揚げ

〈材料　2人分〉
鶏もも肉　1枚
小麦粉　適量
揚げ油　適量
塩、ブラックペッパー　適量

酒　50cc
長ネギ、ショウガ　少量

黒酢　100ml
ハチミツ　大さじ3

〈作り方〉
1. 鶏肉は塩をして酒、長ネギ、ショウガのスライスとともに漬け込む（30分程度）。
2. 鍋に黒酢とハチミツを入れて火にかけ、半量に煮詰める。
3. 1の水気をよく拭き取り、ブラックペッパーをしっかりと振り、小麦粉をまぶして170度の油でじっくりと皮目から揚げていく。
4. 両面こんがり揚がったら、食べやすい大きさにカットして2をかける。

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アスパラとホタテのグリル カラスミがけ

〈材料　2人分〉
アスパラ　4本
ホタテ　3個
カラスミ（すりおろし）　大さじ2
オリーブオイル　大さじ1
塩、コショウ　適量
木の芽　適量

〈作り方〉
1. アスパラは皮をむき、さっと塩茹でする。ホタテは塩、コショウで下味をつける。
2. グリルパン（なければフライパン）にオリーブオイルを熱して、1を中火でこんがり焼き色がつくまで焼く。
3. 2を器に盛り付けて、すりおろしたカラスミをかけて木の芽を散らす。

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春菊とサバのみりん干しのサラダ

〈材料　2人分〉
サバのみりん干し　1/4尾
春菊　1/3束
キュウリ　1/2本
長ネギ　1/2本
ミョウガ　1個
菊の花　適量

米酢　大さじ2
醤油　大さじ2

〈作り方〉
1. サバのみりん干しは魚焼きグリルまたは焼き網で焼き、ほぐしておく。
2. 春菊の葉を摘み、キュウリ、長ネギ、ミョウガはスライスして冷水に放つ。
3. 2の水気をよく切り器に盛って、1と菊の花を散らす。米酢と醤油を合わせて二杯酢を作り、ドレッシングとしてかける。

多彩な料理に合う、ボルドーの赤ワイン。