Things to Do! 2020 英国スタイルに再注目する。

イギリス発祥の文化であるアフタヌーンティーを最高に演出する、クラシックで優雅な英国式スタイルに注目したい。

1.再上陸するローラ アシュレイの世界観で満たす。
1953年に英国ロンドンの自宅でオリジナルテキスタイルのプリント事業をスタートさせたローラ&バーナード・アシュレイ夫妻。その後、テーブルウェアやホームウエア、キッチン雑貨とアイテムを拡大し、いまでは世界20カ国以上でライフスタイルブランドとして愛されている。秋には日本公式ECサイト、ブランドの世界観を体現したストアがオープンする。「ローラ アシュレイ」ジョゼッテペアケーキプレートセット¥3,850、ペアコーヒーセット¥5,500、ブドウを入れたガラスのボウル、シャンパングラス、3段のアフタヌーンティープレート、ガラスのティーポット、ランチョンマット(すべて参考商品)/以上ワールド カスタマーセンター その他/スタイリスト私物

2. 正統派のイギリス式アフタヌーンティーを、サロンで楽しむ。
文化庁の登録有形文化財に指定された由緒ある洋館に、完全予約制のアフタヌーンティーサロン「スリーティアーズ」がオープン。イギリス王室御用達「アーサープライス」社のカトラリーやティーポット、プレートやカップ&ソーサーは「ウェッジウッド」の限定コレクションを使用するなど、うつわや空間の演出にもこだわっている。3段スタンドで提供されるスコーンやサンドウィッチのメニューは月替わり。

3. イングリッシュ・スパークリングワインと一緒に嗜む。
ワインの産地として、いま世界中から注目を集めているイギリス。ハンプシャー州のハンブルドンはブドウ栽培に恵まれた環境にあり、1950年代から続く歴史を持つワイナリー。イギリスらしいワイルドストロベリーのアロマが香るワインは、アフタヌーンティーのテーブルでも映える鮮やかなロゼ。国賓を迎えてのバッキンガム宮殿での晩餐会で振る舞われるなど、イギリスを代表するワインとして愛されている。NV クラシック・キュヴェ・ロゼ、スパークリング、ハンブルドン¥6,974/ベリー・ブラザーズ&ラッド日本支店

Things to Do! 2020
世界はしてみたいコトであふれている。

いよいよ2020年。新しい年にやってみたいこと、目を向けてみたいことがたくさんある。トレンドがガラリと変わるファッションとメイク、新しい旅先やおいしいレストランの発掘、部屋の模様替え、これから出合う本や映画……2020年という年を楽しみながら、好奇心のままに、まだ見ぬ世界への冒険へと繰り出そう。

 

『フィガロジャポン』2020年3月号より抜粋
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