隠し味でコクが増す、さっぱりミラノ風カツレツ。

以前から親交のある、ワインとチーズのサロンを主宰されている先生。彼女のブログに掲載されていたカツレツレシピがとってもおいしくて、何年もリピートして作っています。

今回は私流に少しアレンジさせていただいたレシピをご紹介します。隠し味として、衣にマヨネーズや粉チーズを入れてみました。トマト缶に赤ワインを煮詰めて仕上げたトマトソースは、コクがありつつ、トマトの酸味でさっぱりした味わいになります。

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★ミラノ風カツレツ★

【材料】2人分
とんかつ用ロース肉 2枚 *塩コショウで味付けをしておく
パン粉   1カップ(40g) *ミキサーにかけてできるだけ細かくしておく

ルッコラ 少々 *付け合わせ用。なければ不要
レモン  適量

A(トマトソース)
オリーブオイル  大さじ1
ニンニクスライス 1片分
赤ワイン     100cc
トマト缶(カット済) 1/2缶
バジルの葉    3枚 *なければ不要
砂糖       小さじ1強
塩        小さじ1/4
醤油       2滴

B(卵液)
卵     1ケ *といておく
牛乳    大さじ2強
粉チーズ  大さじ3
黒こしょう 小さじ1/4
マヨネーズ 小さじ1
塩     ひとつまみ
小麦粉   大さじ1

* 揚げ油

【作り方】

  1. A(トマトソース)を作る。冷たいフライパンにオリーブオイルとニンニクのスライスを入れ弱火にする。
  2. ニンニクの香りがしてきたら赤ワインとトマト缶、ちぎったバジルを入れ中火にする。半分以下の量になるまで&ソースに艶がでるまでコトコトと煮詰める。
  3. 砂糖、塩、醤油で味を整えA(トマトソース)の完成。
  4. まな板にロース肉を広げ、肉たたきまたはワインの空き瓶などで肉を叩き薄くする。塩こしょう(分量外)をしっかりまぶす。
  5. B(卵液)を作る。材料の上から順に合わせていく(順番にしっかり混ぜ合わせていかないと衣がはがれる原因になる)。
  6. 4の肉を5の卵液に絡ませてから、パン粉をしっかりまぶす。180度の油で揚げる(ニンニクが好きな方は、揚げ油に潰したニンニクを入れて肉を揚げるとガーリックの風味が利いておいしい)。
  7. お皿にA(トマトソース)をひき、6のお肉をのせる。ルッコラを添え、レモンを搾っていただく。

【ポイント】

  • ルッコラの代わりにクレソンを使ってみたけれど、ルッコラの方が断然おいしい。
  • カツレツは、小麦粉→卵液→パン粉 より、このレシピ通り、小麦粉+卵液→パン粉の方が衣がたっぷりついておいしい。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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