栗とキノコのクリームソースでいただくチキンソテー。

チキンを焼いたら、クリームソース(生クリーム、マッシュルーム、砂糖、醤油を煮詰めたもの)を添えて、栗を散らしたら、秋の皿がひと完成です。

栗とマッシュルームを使ったので秋らしさが出る上、栗のほっくりとした食感と甘みが、コクのあるクリームソースと重なり、チキンの旨味をぐっと引き立ててくれます。

栗の甘みがポイントです。お好きな方は少し多めに入れてみてくだい。栗を茹でるのが面倒であれば、むいてある甘栗を使っても手軽に作れます。鶏肉の代わりに、豚肉でもいいですし、カジキマグロでもおいしく作れます。

キノコや栗、クリームを使ったので、キノコやバターの香りを含む、樽熟成のコクのある白ワインと合いそうです。

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★チキンソテー・栗とキノコのクリームソース★

【材料】2人分
鶏モモ肉 2枚(約400g)
塩  小さじ1/2(鶏モモ肉1枚につき塩小さじ1/4)
小麦粉  適量

マッシュルーム 6ケ
茹でた栗  6粒 *甘栗での代用可
チャービル 適量 *パセリでの代用可

A
砂糖  小さじ1弱
動物性生クリーム(35%) 200cc
醤油  小さじ1

【作り方】

  1. 下準備:半分にカットした鶏肉に塩をふりかけ、全体にしっかりなじませる。5分ほど放置しておく。マッシュルームを縦半分にカットしておく。
  2. 鶏肉の準備:キッチンペーパーで、1の鶏肉の水分を拭き取る。鶏肉に小麦粉をまぶし、余分な粉をはたく。
  3. 鶏肉を焼く:フライパンにオリーブオイル(分量外: 小さじ1)をひき、鶏皮から脂を溶かし出すイメージで、皮目からじっくり焼いていく(弱めの中火)。皮目にきれいな焼き色が付き、皮がカリッとしたら、ひっくり返し肉の中まで火を通す。
  4. 鶏肉を皿に取り出す。3のフライパンをキッチンペーパーで拭き取り軽く掃除する。
  5. ソースを作る:フライパンにオリーブオイル(分量外:小さじ1)をひき、中火にする。キノコを入れ、炒まったら、Aを加える。
  6. 5にとろみが出てきたら、火を止める。
  7. お皿にソースをひき、鶏肉をのせる。栗を指で軽く崩しながらお皿に散らす。チャービルを添えて完成。

Nao Aoumi
パーティ料理研究家
フランス独立記念日と同じ7月14日生まれ。「きっとフランスに縁があるのよ」と両親にいわれ続け、大学では仏語を専攻。フランス留学、仏系証券会社勤務、南仏でのレストラン研修‥と、フランスと関わる人生を歩む。2019よりボルドーを拠点に活動。各メディアにレシピを提供する傍ら、マルシェやワイナリー巡りなど、食の探求を欠かさない。ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル資格取得。
BRUNCH : https://naoaoumi.wixsite.com/website-5

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