
モツァレラを添えて、彩り美しい夏野菜のスープ。
6月に夏日和のことがあったけれど、ここ最近は肌寒い日が多く、午前中を家で過ごすときは、薄手のカシミアのセーターを着ることも少なくない。
それでも、マルシェに行けば、初夏の色彩が溢れている。サクランボが積まれアプリコットも食べごろで、ピーマンも登場し、トマトも十分に熟れた味を楽しめるようになってきた。
そんな夏の彩りを目にしながらも、頭に浮かんだのはサラダではなくてスープ。
夏野菜のさらっとしたスープを作ろうと思い立つ。
あまり煮込まずに、野菜にさっと火を通した程度で仕上げるスープ。
キュウリとショウガと鶏胸肉もいいし、トマトを入れずに夏野菜のミネストローネもいいな。
でも、黄色と淡い黄緑色のズッキーニを見たら、途端に、少しくたっとしたズッキーニを食べたくなった。
蒸し煮したズッキーニにオリーブオイルを垂らし、塩とレモンだけで食べるのが大好きだ。太めのズッキーニでも1本じゃ足りず、2本くらいペロリといける。冷えてもおいしいから、少し多めに用意して、その時々で、少しアンチョビを散らしたりもする。冷えたものは、白味魚に添えても、冷やごはんと一緒にさらにクタクタに煮てもいい。
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見るからにそろそろ終わりを迎えようとしているグリーンピースがあったから、それも買って一緒にスープにすることにした。
スープと言っても、茹でるだけだ。茹で汁ごと食べる。
でも、その茹で汁は、くず野菜で出汁をとっておく。
夜のうちに、豆を出し、抜け殻となったグリーンピースの鞘と、生食するには繊維の多いフェンネルの茎の部分、少しへたったセロリ、それに取っておいたズッキーニやキュウリの端、キャベツの外側の葉などを煮て、野菜出汁を取った。
あと、買ってきたコリアンダーが少し元気のない部分があったのと、チャイブをひと束買ったらもうひと束おまけにくれたので、ハーブペーストも作ることに。昨年種を植えたパセリが、一冬越え、今年も元気に育って、かなり葉っぱが大きくなってきていたのでそれも加えることにした。
以前は、ハーブペーストを作るときにはナッツ類もチーズ類も加えていたけれど、最近は、ただハーブ数種とオイルでペーストにして、塩だけ加える。
それで食べるときに、具として、気分で、チーズやナッツを合わせる。
おそらく今年初めての、モツァレラチーズも買った。
私がモツァレラを食べたくなるのは、夏の到来を体で(食欲で)感じている印だ。
6月くらいから、シェーブルのフレッシュチーズとモツァレラの頻度がぐんと増えるのだ。
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朝起きて、野菜出汁を温め、輪切りにしただけのズッキーニを投入。
ズッキーニに透明感が出てきたら、グリーンピースを加え、少しだけ塩を振って味付け。
火を止めてから、今年我が家に仲間入りしたプチトマトも入れた。
4月の終わりに、マレ地区の空き物件に週末だけ植木屋さんが出現して、そこで黒と黄色のプチトマトの苗を買った。
黒い方はどんどん背が伸びて、今は70cmくらいになっている。実もいくつもつけ始めているけれど、まだ緑。
対して黄色は、全然背が伸びないまま、どんどん実をつけ始めて、緑から黄色に変わった。
いつ、初めての収穫をしよう? と決めかねていたのだけれど、この日、最初に現れた3粒を採取した。そういえば、七夕の朝だったな。
例年よりも遅れて開催された3区・ブルターニュ通りの古物市で見つけた、Villeroy & Bochのお皿に装うことにした。
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今日の朝ごはん
・ズッキーニとグリーンピースのスープ
(野菜出汁、フルール・ド・セル)
・ハーブペースト
(コリアンダー、チャイブ、パセリ、オリーブオイル、フルール・ド・セル)
・モツァレラチーズ
・パン
(2軒のパンを一緒に置いていたらどちらのお店のかわからなくなってしまいました、ごめんなさい)
・コーヒー
(La Grande Epicerieのブラジル・サントス)
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