パリの川村さんちの朝ごはん

ニョッキ2日目は、ラディッシュの葉とモルタデッラで。

パリ在住の文筆家、川村明子が隔週でお届けしている朝ごはんブログ。今回は10/03に公開した記事のおまけ編をお届けします! 


6度だった翌朝は9度で、前日ほどではないにしてもやっぱり寒かった。そして1日経ったところで、まだうちのアパートはセントラルヒーティングが点いておらず、またしてもニョッキ気分。前日に作ったニョッキの生地も残っているし、朝ごはんに食べることにした。
カブの葉があるから、バターでソテーして、それと合わせようかなぁと思いながら冷蔵庫の扉を開け、ラディッシュの葉のペーストの瓶詰めが目についた。少し前にラディッシュを買った時に、葉は早々にペーストにしたのだ。塩(フルール・ド・セル)とオリーブオイルを加えただけのものだから、何にでも合わせやすい。これで和えればいいや! そうすれば洗い物も少なくて済むし。
ニョッキの生地を棒状に伸ばし、1cm幅に切ってフォークの背で転がすようにして形作り、茹でたら、ペーストと和える。お皿に盛って、これまた切っただけのラディッシュ(これは2日前に買ったもの)と、切ってさえいないモルタデッラを添えて、いただきます。

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川村明子

文筆家
1998年3月渡仏。ル・コルドン・ブルー・パリにて料理・製菓コースを修了。
朝の光とマルシェ、日々の街歩きに日曜のジョギングetc、日常生活の一場面を切り取り、食と暮らしをテーマに執筆活動を行う。近著は『日曜日はプーレ・ロティ』(CCCメディアハウス刊)。


Instagram: @mlleakikonotepodcast「今日のおいしい」 、Twitter:@kawamurakikoも随時更新中。
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