フランス式サステナブルな挙式のための7つのアイデア。

Lifestyle 2022.05.07

2019年版Sofinscope調査によると、フランスで65人招待した結婚式の予算は平均して8142ユーロ(約110万円)。日本の平均金額の292.3万円(ゼクシィ結婚式トレンド調査2021より)と比較すると半額以下だ。さらに、ヴィンテージものを中心に取り入れれば、コストを下げるだけでなく、地球の保護にも貢献できる。フランス式のサステナブルな挙式の7つのアイデアを紹介しよう。

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エコな信念に忠実でありながら結婚式を準備するためのいくつかの提案。photography: Getty Images/EyeEm

1. 再利用なドレス

ウェディングドレスを選ぶ際、これはたった一日しか着ることのない服であることを思い出して! セカンドハンドのドレス、もしくはお母さんのドレスを取ってあるなら、仕立て直してもらおう。

あるいはリネン、オーガニックコットン、麻など自然素材製で、のちに着られるパーツで構成された服を選ぶのもアイデアだ。例えばプリュムティ刺繍が施されたスカートとトップスなら、その後デニムと組み合わせて着ることも可能だ。

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2. 植え付け可能な招待状

招待状を出さないのは難しいかもしれない。でも後々ゴミ箱に捨てられない招待状もある。例えば種が入っている紙が売られている。招待状としての役割を終えたら、それを土に植え、芽が出るのを待つ。かしこい!

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3. 分別のある食事

かしこまったコース料理であってもそうでなくても、普段から気にかけている事柄は忘れないでおこう。例えば地元で育った季節の素材を使う、動物性たんぱく質は軽めにする(75グラムで十分だ)。オーガニックなメニューやベジ料理を提案してくれるケータリングも増えている。

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4. サステイナブルなテーブルウェア

使い捨てはもうアウト! 手作りのパーティーを企画するなら、お皿やテーブルクロスなど必要品の全てをレンタルできるサイトがある。それにこんな時こそヴィンテージの掘り出し物の出番だ! 食器やグラスなどお揃いの物でなくても素敵に仕上がるはず。

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5. ナチュラルな飾り付け

最近の飾り付けのトレンドはナチュラル嗜好。それは地球にとってもいいことだ。生花や草木、布製のガーランドなど......。バルーンリリースやスカイランタンなど、使い捨てのものを使っての演出は避けよう。最終的には自然の中に捨てられるのは確実なのだから。それに分解するまでに何年もかかってしまう。

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6. 季節のお花

野菜やフルーツ同様、花は何千キロも離れた所で栽培されているのが現状。多量の農薬が使われており、中には避けるべきものもある。旬の花について調べて、意識の高い花屋さんを探してみよう。1月ならスターチスやカスミソウがブーケを華やかにしてくれる。8月ならバラを選んでもOK!

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7. フェアトレードな宝石

結婚式は一生大切にする美しい宝石をプレゼントする時。それならば、それらの宝石が地球を破壊していないかぜひ確認するべき。

鉱石の発掘は環境的にも社会的にも問題がつきものだ。環境汚染、森林伐採、児童労働、戦争の資金......。金なら、フェアトレードを心がけているフェアマインドの認証を受けているものにしよう。ダイアなら紛争ダイアモンドが市場に出回らないことを目指しているキンバリープロセスなど。

それでもやはり、ベストな選択はセカンドハンドの宝石。ずい分と安上がりになるしね!

text: La Rédaction (madame.lefigaro.fr)

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