森星が手掛ける、美しい日本の四季を感じる漆器。

Lifestyle 2023.07.20

現代のライフスタイルの中で、日本の伝統工芸の価値に新たな光を見出すプロジェクト、tefutefuの初のプロダクトとなる「SUITÓ (スイトー)」が7月20日からアマン東京で発売される。tefutefuクリエイティブ・ディレクターで、BWA Award 2022アワーディでもある森星が北陸の職人たちと試行錯誤を重ねて作り上げたといい、日本の伝統美を身近に感じられる一品に仕上がった。

800_tefutefusuito.jpgphotography: courtesy of tefutefu

日本の歴史的な文化のひとつ、茶の湯のあり方を再構築し、日常使いができる漆器をつくりたいと、森星がクリエイティブを手掛けた。耐久性に優れた欅材、そして貴重な国産の漆で仕立て上げられた曲線美のタンブラーは、手に馴染みやすく、温かみのある口当たりが楽しめる。

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曲線美は枯山水から着想を得たという「SUITÓ (スイトー)」(直径9.2cm、高さ15.2cm *蓋込みで16cm、重さ120g、容量約350ml)各¥66,000/tefutefu 

色味もこだわり抜いた。美しく変化する日本の四季からインスピレーションを得た「色寂(いろさび)塗り」という4つカラーパレットは、森自身が北陸の漆職人たちと協議を重ねて生み出したもの。下層部には表面と異なる色の漆が塗られており、使い込むほどに色合いの変化が楽しめる。

【関連記事】BWA Awad 2022 Awardee 森星:北陸の伝統工芸を再編集し、世界の次世代に繋いでいく。

SUITÓ (スイトー)はアマン東京のブティックで販売されるほか、宿泊客のウェルカムドリンク、アマン東京での茶の湯体験の茶器としても使用されるという。「茶の湯の文化をより身近な生活に取り入れることで日常を豊かにする生き方を自ずと学び、少しでも現代に生きる人々がやわらかい心を持ち、ゆとりを持てるように」という願いが込められたプロダクト、ぜひチェックしてみて。

●問い合わせ先:tefutefu https://tefutefulab.com/

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