絶対摂取すべき、5つの超水分補給食品。2025年の夏の猛暑を乗りこなす秘術をご紹介。
Lifestyle 2025.08.14
私たちは1日に必要な水分のうち、約30%を食品から摂取しているという。栄養士のソフィー・ジャンヴィエはインスタグラムのアカウントで、猛暑の時期こそお皿に載せるべき5つの食べ物を紹介している。
photography: Natalia Gdovskaia / Getty Images
夏の間、水分補給は毎日の課題だろう。そして、水分を摂るには「飲みもの」だけでなく「食べるもの」にも気を配る必要がある。栄養士のソフィー・ジャンヴィエは、6月20日のインスタグラムの投稿で「必要水分の30%は食べ物から摂ることができる」と書き、毎日の食事に取り入れるべき、水分補給に効果的な5つの野菜を投稿した。
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01. キュウリ
「水分たっぷりの野菜」の代表格、キュウリ。キュウリは96%以上が水分でできている。ジャンヴィエはその「繊維質、抗酸化物質、ビタミンKを失わないよう」、キュウリを皮ごと食べるようすすめる。
爽やかで、どんなドレッシングとも合わせやすく、生で食べたり、スムージーにしたり、「ギリシャヨーグルト、レモン、ミントと一緒に」自家製ザジキ(ギリシャ料理に使われるヨーグルトソース)にしても良い。夏にはぴったりの野菜だ。
02. レタス
レタスも「96%近くが水分」。ビタミンAを豊富に含み、細胞の成長と再生に関わるビタミンB9である葉酸もわずかに含む。ミックスサラダのベースにしたり、ラップサンドのトルティーヤの代わりにしたり、旬の5月から10月には、私たちの水分補給を助けてくれる。
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03. ラディッシュ
ラディッシュも95%が水分でできた低カロリーの野菜で、抗酸化作用を持つ硫黄化合物(グルコシノレート)が含まれている。レシピとしてジャンヴィエは、サラダのなかに「極薄のカルパッチョ」にしてラディッシュを入れることを提案。夕食前など、小腹が空いたときに少しの塩と一緒にかじるのにもちょうど良い。
04. トマト
細胞を老化から守る抗酸化物質、リコピンをたっぷり含むトマトも94%が水分だ。モッツァレラチーズとバジルでカプレーゼにしても、フレッシュなガスパッチョにしても、ハーブとエシャロットと混ぜてタルタルにしてもおいしい。
05. ズッキーニ
ズッキーニも94%以上が水分の野菜。ビタミンC、マンガン、ルテイン、ゼアキサンチン(網膜の健康に良い抗酸化物質)を含む。ジャンヴィエは、スパゲッティやタリアテッレを使った「自家製ペスト・ジェノベーゼとプチトマトのパスタ」がお気に入りだという。また、プロヴァンス・ハーブを振って軽くグリルしても良いだろう。
From madameFIGARO.fr
text: Marie-Thérèse Lawson (madame.lefigaro.fr) translation: Shion Nakagawa