#思い出スイーツベスト4 大人への第一歩 !? 背伸びした子供の駄菓子たち。

Gourmet 2017.10.20

フィガロジャポン12月号「マイスイーツメモリー」では、シシド・カフカさん、オニール八菜さん、横澤夏子さん、平松洋子さんの4人の大好きな思い出の味と、その味にまつわるエピソードを紹介中。madameFIGARO.jpでも、甘いものラバーたちに思い出のスイーツを教えてもらいました! ブログ「オトコが好きなファッション!? ライターの本音トーク」でおなじみの、ファッションライター高橋一史さんの“スイーツメモリー”は?

駄菓子には、大人への憧れが詰まってる。

幼少のころに好きだった駄菓子です。現行品で4品買い集めて気づいた共通点は、“大人への憧れ”。「煙草」を模した細長い砂糖菓子は、大人ぶるのに最適な小道具。お酒の「シャンペン」グラスが描かれた餅は、まさに大人へのステップアップ。にかっと笑う黒猫の「フィリックス」ガムは、異国のアメリカ文化の原体験です。ただ、絵本のようにかわいい「クッピーラムネ」だけは、大人世界と無関係。「私にも素直な感性があったのかな」と、ちょっとホッとしています。

私的に、“ザ・駄菓子”な、「クッピーラムネ」。うさぎとリスが野山に座ってラムネをかじってる絵となれば、遠足に持って行きたくなるのも当然です。久々に食べたら、味もぜんぜんおいしい!(現行品だから?)

「もちもち」「シャンペン」「サイダー」「希少糖」の記述に、子供から親まで取り込みたい必死さが見えて最高な、「シャンペンサイダー餅」。ただ、「希少糖」にグッとくる大人が、これを子供に与えるのかは疑問。

アメリカの有名キャラを使った画期的な日本の、「フィリックスガム」。私はディズニーよりマクドナルドより先に、漫画もアニメも見たことないこのキャラから、強烈にアメリカ文化を感じていました。当たり券つき。

いまどき煙草を吸う大人は、漫画&アニメ「ワンピース」のサンジくらいなもの。この砂糖菓子、「ココアシガレット」に憧れを抱く子供は少数派でしょう。コンビニでも、「ヴレッジヴァンガード」でも買えます。

高橋 一史

明治大学&文化服装学院卒業。編集者がスタイリングも手がける文化出版局に入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。担当ジャンルは、ファッション&音楽。退社後はフリーランスとして、原稿書き・雑誌編集・コピーライティング・広告ディレクション・スタイリングなどを行う。
kazushi.kazushi.info@gmail.com
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