今日のプチデジュネ、デジュネ、ディネ。#01 毎日のご飯に「半作り置き」が活躍!
Gourmet 2020.04.23
外出自粛が続き、誰もがおうちご飯を作る機会が増えているはず。
料理上手なあの人は、どんなおうちご飯を作っている? フィガロでおなじみの料理家やフードコーディネーター、フードライターたちが、とある1日のプチデジュネ(朝食)、デジュネ(昼食)、ディネ(夕食)を紹介します。トップバッターは、「心と身体を元気にする、薬膳レシピ」を連載中のちづかみゆきさん。
写真・文/ちづかみゆき(美容薬膳研究家)
petit déjeuner
毎朝3種類以上のフルーツにヨーグルトをたっぷりとかけ、焙じハトムギ、グルテンフリーグラノーラ、チアシード、カカオニブのトッピングが定番です。今日は試作に使ったフルーツが残っていたのでいつもより種類多め。目の疲れが気になるのでブルーベリーは加えるようにしています。シフォンケーキを添えたぶん、ハトムギとグラノーラ抜き。ちょっと冷やす朝食なので白湯で胃を温め、少し動いてからいただきます。
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déjeuner
お昼はささっと作れる麺類やご飯ものが多いかも。糖質多めになってしまいますが、麺やごはんは少なめにして、タンパク質と野菜多めに仕上げるよう心がけています。今日のうどんは茹でておいた鶏肉を割いたものとスライスしたキュウリと赤タマネギを添え、麺つゆに練りゴマ、ミックスナッツを投入しただけのタレをかけてラー油と大葉をトッピング。潤い補給のナッツゴマダレ、簡単なのでおすすめです。
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dîner
今日の晩ごはんは作り置き中心。ストレスケアや便秘対策、血行促進など、リモートワークに伴う症状を癒やす野菜中心の副菜を常備しています。わざわざ作るというよりは、多めに作って都度食べきらない!(笑)お昼の鶏肉もそうですが、シンプルに煮ただけの「半作り置き」が活躍します。今日は「半作り置き」豚肉と白インゲン豆を汁ごと合わせてホールトマト缶とローリエ、塩・コショウ、メープルシロップを加えて軽く煮直したもの。
美容薬膳研究家。国立北京中医学大学日本校(現 日本中医学院)にて薬膳を学び、国際中医薬膳師資格を取得。上海にて活動後、東京に戻り季節の薬膳、美容の薬膳を中心とした薬膳料理教室meixue(メイシュエ)を主宰。現在は東京とボストンを行き来しながら雑誌、企業へのレシピ提供やイベント講師などを務める。
http://meixue.jp
Instagram: www.instagram.com/miyukichizuka
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photos et texte : MIYUKI CHIZUKA