「撮影終わりにさっと寄れる店!」写真家・木寺紀雄が愛する麺の名店5選。

Gourmet 2022.01.26

おしゃれに敏感な人は、グルメにも敏感だ。そんな人たちの、いまお気に入りのお店の料理とは?6人それぞれのベストレストランを披露。

木寺紀雄
フォトグラファー
@noriokidera

“見た目に美しく、品がある麺”

1.「冷やし月見とろろうどん」

うどん豊前房

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近所に昔からあって、身近な店。ここの真っ当なうどんがお気に入りで、季節によって温かいものと冷たいものとを選んで楽しんでいます。いつ訪れても優しく身体を満たしてくれて、安心感があるのもお気に入りのポイント。ちょっぴり業界の香りが漂っていて、おしゃれなイメージもあります。¥950

うどん豊前房
Udon Buzjenbo

東京都目黒区東山1-11-15 中目黒ARK-II102
tel:03-3710-5425
営)11:45〜14:30、17:30〜20:30
休)土、日、月、祝
@udon_buzjenbo

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2.「味玉醤油の旨味ソバ」

とんぼ

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少し男っぽい感じもありますが、おしゃれでシンプルで、でも味わい深い。美しい麺とスープがなんといっても魅力的。一杯食べ終わる頃、次に来る時はあれを食べようかな? いやこれも……といろいろ思いを巡らせてしまう魅惑的なお店。スープまで完食したくなりますし、もちろん僕は完食できます。¥1,000

とんぼ
Tombo

東京都武蔵野市吉祥寺南町4-16-12 リトハイム101
tel:0422-77-7590
営)11:30〜14:30、18:00〜21:00  ※スープがなくなり次第終了
休)金
予約不可
@tombo_2017

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3.「蟹玉ビーフン」

ビーフン東

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前職がサラリーマンだったこともあり、その時代を思い出す懐かしい店。訪れるお客さんたちが、日本という国の歴史を感じさせる風情も興味深い。ふわふわとろとろの蟹玉が載ったビーフンはクセになる味。変わらず飽きない味に感謝しつつ、素早く出してくれる料理人の仕事ぶりにも活力をいただいています。¥935

ビーフン東
Bifun Azuma

東京都港区新橋 2-20-15 新橋駅前ビル1号館2F
tel:03-3571-6078
営)11:30〜13:45L.O.、17:00〜20:30L.O.(月〜金)11:30〜13:15L.O.(土)
休)日、祝
www.bi-fun.jp

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4.「冷やかけすだち蕎麦」

東京 土山人

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どの季節に行ってもおいしいものがあるのですが、夏になるといつも冷たいすだち蕎麦!と思い、引き寄せられます。こじんまりのとした中庭を眺めながらいただくお蕎麦は絶品。店に入る時に下りる階段もワクワク感があり、上品な店構えにもうっとりします。「冷やかけすだち蕎麦」は5月10月上旬までの季節限定。¥1,500

東京 土山人
Tokyo Dosanjin

東京都目黒区青葉台 3-19-8
tel:03-6427-7759
営)11:30〜14:30L.O.、18:00〜21:30 L.O.
休)月
http://toukyou-dosanjin.com

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5.「いりこそば 全部のせ」

中華そば 堀川

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ローストポークにようなレアなチャーシューに、メンマ、なると、煮卵と、味のバランス感が絶妙。場合によっては並ぶし、一見入りにくそうでちょっとしますが、お客さんの雰囲気がよくホッとします。とはいえどこか緊張感が漂うのは、ひとつひとつの食材へのこだわりからくるものなのかな……と。¥1,370

中華そば 堀川
Chukasoba Horikawa

東京都目黒区区自由が丘3-7-1
tel:非公開
営)11:00〜15:30L.O.
休)水
予約不可
https://twitter.com/chu_hori

 

Norio Kidera
インテリアやカルチャー、ファッションなど、さまざまな分野で活躍。おいしいものには目がなく、旅をこよなく愛する。今回推しのどの店も、撮影終わりにさっと寄れる場所にあるから、つい立ち寄ってしまう。 胃や身体に優しい安心なレシピで、見た目にも美しく品がある麺を紹介。

*「フィガロジャポン」2022年2月号より抜粋

photography:Norio Kidera

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