「115年ぶり」に商品名が刷新! シャンパーニュ・フィリポナ レゼルヴ・パーペチュアル ノン・ドゼを10名様にプレゼント。

Gourmet 2025.04.25

2025年3月、創刊35周年を迎えたフィガロジャポンでは、「アールドゥヴィーヴルへの招待」をテーマに読者の皆様にさまざまな体験を提供していきます。


シャンパーニュ地方で最も古い家系のひとつであるフィリポナ家が16世紀から手がけるシャンパーニュ・フィリポナ。高品質をモットーにワイン造りを500年以上続けてきたメゾンが、ノンヴィンテージ商品の名称を「115年」ぶりに刷新しリニューアル! リニューアルを記念し、フィガロワインクラブの会員10名様にレゼルヴ・パーペチュアル ノン・ドゼ(750ml ¥11,550)をプレゼント。

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ピノ・ノワール66%、シャルドネ32%、ピノ・ムニエ2%をブレンド。 「レゼルヴ・パーペチュアル ノン・ドゼ」750ml ¥11,550/アルカン

1522年、初代アヴリル・ル・フィリポナがシャンパーニュのアイ村に定住して以来、フィリポナ家は代々シャンパーニュ地方の上質なブドウ造りとともに歩んできた。17世紀にはフィリポナ家のブドウで造られたアイ村のワインがルイ14世に納められていたことも記録に残っているのだから、その品質を追い求める姿勢は筋金入りだ。20世紀初頭にはシャンパーニュ地方で初めてのモノポール(単独所有畑)「クロ・デ・ゴワス」を所持、その名声はより一層高まることになった。

メゾンの哲学が顕著に現れているのが、複数年のワインをアッサンブラージュ(ブレンド)して生まれるノンヴィンテージシャンパーニュ。これまでは「ロワイヤル・レゼルヴ」という名前で親しまれていたが、こちらを115年ぶりに刷新、新たに「レゼルヴ・パーペチュアル」としてリニューアルを果たした。

レゼルヴ・パーペチュアルとは、シャンパーニュ地方で伝統的に行われてきた、英語ではパーペチュアルリザーヴと呼ばれるリザーブワインの製造技法のこと。前年までの収穫で醸造され、保存してきたワインに、新たに収穫したワインを注ぎ足していくことを指す。これにより、ワインは複雑さを持ちながらもフレッシュさを失わないという、相反する個性を獲得するのだ。

フィリポナでは1946年からパーペチュアルリザーヴワインの保管を開始。興味深いのは、リザーヴワインの全てを木樽で熟成させることだ。来日した現当主のシャルル・フィリポナは、木樽の使用についてこう語る。

「ワインは熟成していくうちにフレッシュ感が失われていきますが、その最大の要因は酸化によるものです。樽から抽出されるタンニンはワインの酸化を防ぎ、フレッシュ感をキープしてくれる。香り付けをしたいわけではありませんから、全て古樽を使用します。古いワインに、新しいワインが少しずつ混ざり合い、ワインは複雑感を増しながら、最新のフレッシュさを併せ持ちます」

フィリポナの熟成感の秘密は、2012年から造り始めたもうひとつのリザーヴワイン「リゼルヴ・エッセンシエル」だ。古樽に熟成させたリザーヴワインに1年に一度、前年までストックしたパーペチュアルリザーヴワインを注ぎ足していく......よりゆっくりとした時間の中でワインを熟成させていくという発想だ。「溌剌とした酸味は収まり、『円熟』と呼びたくなる複雑さをワインに与えていきます」とシャルル・フィリポナは語る。

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ノン・ドザージュで、ヴィンテージの個性を味わう。 

シャンパーニュ・フィリポナの複雑な味わいは、アイ村で生まれる力強いピノ・ノワールも大きな要素のひとつだ。シャンパーニュ地方の中心地であるマルイユ・シュル・アイ周辺のグラン・クリュおよびプルミエ・クリュのブドウを主に使用、黒ブドウのピノ・ノワールを66%ブレンドすることで膨らみのある、豊かな果実感が楽しめる。

ノンヴィンテージであるレゼルヴ・パーペチュアルでは、ボトルの約2/3は収穫年にとれたフレッシュなワインを、そして残りの1/3をリザーブワインで構成。使用するリザーブワインのうちおよそ2/3がレゼルヴ・パーペチュアル、そして1/3がレゼルヴ・エッセンシエルという配合になっており、フレッシュ感の背後にリザーブワインのもたらす熟成感を楽しめる、多層的な味わいになっているのだ。

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初代から数えて16代目の当主であるシャルル・フィリポナが来日。

さらにおすすめしたいのが、糖分による甘みの調整をしないノン・ドゼ(ドザージュ)のスタイル。十分に熟したブドウから、引き締まった甘みが味わえる。ライムやシトラスの香りがただよい、直線的で生き生きとした酸味。ふくよかなボディ感の中にリンゴのニュアンスを感じながら、長い余韻にミネラル感、そしてブリオッシュのような香りが抜けていく......。冷やして前菜からいただくのもいいし、少し温度を上げて魚料理にも抜群の相性だろう。しっかりとした酸と引き締まったミネラル感、柑橘の香りは和食との相性も最高だ。

創業500年の老舗を運営するシャルル・フィリポナは、グラスを片手に目を細める。

「私の息子フランソワも、フィリポナのメゾンで働いています。500年続いた家業ですが、さらに500年後、同じようにシャンパーニュを造っていてくれたら、なんて考えてしまいます。『永劫の時間の中で、どの一瞬を切り取るのか』、それこそがパーペチュアル(=永遠)・リザーヴなのです」


レゼルヴ・パーペチュアル ノン・ドゼを10名様にプレゼント。

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