VEUVE CLICQUOT ヴィラ アイーダ小林シェフが手がけた、ヴーヴ・クリコに寄り添う特別なランチ。

Gourmet 2025.10.29

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降り注ぐ太陽の恵みをインスピレーション源にしているシャンパーニュメゾン、ヴーヴ・クリコ。その味わいに寄り添う特別なメニューを和歌山県のレストラン、ヴィラ アイーダの小林寛司シェフが考案し、フィガロワインクラブのためのランチを開催。 ヴィラ アイーダでのヴーヴ・クリコとのペアリングのひと時を振り返る。

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ヴーヴ・クリコ、ヴィラ アイーダ、フィガロワインクラブの特別コラボランチが実現した。

会場に到着したゲストたちは、レストラン裏手にあるヴィラ アイーダの畑を見学に。夏の時期に紹介したものとはまた異なる畑の様子に、あらためて季節の移り変わりを体感し、旬の食材を味わうことの意味を見いだす。

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レストランを出て30秒、小林シェフ自ら世話をする畑。畑の脇ではイチジクの実が色づき始めていた。

会場にゲストが揃い、 ウェルカムドリンクとしてマグナムボトルのヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュットが提供される。乾杯に先立ちヴーヴ・クリコのブランドディレクターから、メゾンとワインについて説明が行われる。

「1805年、マダム・クリコが27歳の時に夫を亡くし、シャンパーニュメゾンの経営を引き継ぐという決断をしました。女性の社会進出が困難であった時代、事業を手放すという選択肢があったにも関わらず彼女は勇気を持ってシャンパーニュの世界に飛び込み、さまざまな技術革新をもたらしました。今回お飲みいただくキュヴェとともにマダム・クリコがもたらしたそれらの業績も振り返っていただけると思います」

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ロングテーブルに10人のゲストが揃う。テーブル中央にはシーズンのバターナッツカボチャと小さなピーマン、マリーゴールドの花が彩りを添える。

乾杯とともにまず提供されたのは、なんと枝豆。当初メニューに入れる予定はなかったものの、小林シェフが裏の畑でちょうど収穫時期を迎えていたのを見て急遽付け加えたひと品だ。

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自宅でも試してみたくなる枝豆のアレンジ。

さっと茹で、塩とフェンネルシードなどのハーブを和える。ヴーヴ・クリコ イエローラベルのフレッシュ感が枝豆の瑞々しさを引き立て、ハーブの香りがシャンパーニュの複雑さに寄り添う。

同時に、ゴーヤとグリーンリーフを乗せたピザが運ばれてくる。

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ピザ生地は3日間寝かせて発酵、薄いのにもちもちとした食感がたまらない。

こちらも野菜のフレッシュさに合うと同時に、シャンパーニュの持つ酵母の香りにピザ生地のニュアンスがベストマッチ。さらにフィンガーライムを使った前菜がゲストを驚かせる。

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ゲストとして訪れたWONKのボーカリストにしてシェフの長塚健斗は「バターを使っていないのに厚みを感じる味わいで、食べ疲れしない。オリーブオイルのまろやかさとライムの酸味のバランスが絶妙です」とコメント。

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「黒ブドウを使ったロゼワイン」を発明したマダム・クリコ。

前菜を終えたゲストたちの前に、ヴーヴ・クリコ ローズラベルが注がれる。実はロゼワインの誕生にも、マダム・クリコは大きな役割を果たしている。

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初対面だったゲストたちもロゼワインを提供する頃にはすっかりくつろぎ、料理の感想やワイントークにも花が咲く。

「マダム・クリコは『私たちの黒ブドウが最高級の白ワインを生み出します』という言葉を残しているほど、ピノ・ノワールという品種を愛していました。そして、ロゼワインを造る際に赤ワインを混ぜる、という手法を初めて取り入れたのもマダム・クリコなのです」とブランドディレクター。古来、ロゼシャンパーニュはエルダーフラワーなどで着色を行っていたが、マダム・クリコのもたらした技術によりブドウ100%のロゼシャンパーニュが造れるように。以来、シャンパーニュは法制上でも出来上がった赤ワインと白ワインのアッサンブランージュ(ブレンド)を認められた唯一の生産地となる。

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里芋と栗を揚げ焼きにし、ヴァンジョーヌのソースを添えて。

華やかながらもピノ・ノワールの力強さを感じるローズラベルに合わせるのは、旬のサトイモ、栗を揚げ焼きにしたものや、白インゲンと落花生をスープにし、ハーブを添えたメニュー。秋を感じる構成に、ゲストたちのスプーンも止まらない。

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白インゲンとフレッシュな落花生のスープにハーブを添えて。

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ヴィンテージシャンパーニュという価値観もマダムから。

満を持して登場したのが、ヴーヴ・クリコのプレステージキュヴェ「ラ・グランダム 2018」。卓越した品質のピノ・ノワールが収穫された年にのみ造られるラグジュアリーな1本だ。

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ひときわ大ぶりのグラスに注がれるヴーヴ・クリコ ラ・グランダム2018。

「実は、ヴィンテージシャンパーニュという概念を生み出したのもマダム・クリコなのです」とブランドディレクター。天候に恵まれ、美しいブドウの実った年を瓶の中に記録していく......。マダム・クリコが始めた取り組みはあらゆるメゾンで受け継がれ、各々の表現するヴィンテージがボトルの中に眠っている。

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ホロホロ鳥のロースト。チンゲンサイにレンコン、酸味のあるソースやマスタードを添えて。

ラ・グランダムに合わせて提供されたひとつ目のメニューはホロホロ鳥のロースト。普段、野菜でのフルコースを手がける小林シェフによるイベント限定のメニューだ。鳥の脂分や野菜から出る旨味が、ラ・グランダムのボリューミーな味わいを引き延ばしてくれる。

そして小林シェフから「メインです」と提供された料理に、ゲストはまた驚くことになった。テーブルの上に置かれたのは、さまざまな野菜や芋、フルーツやエディブルフラワーがちりばめられたサラダだ。

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食べ進めるごとに味わいが変化していくサラダ。

柔らかい葉物があれば、ねっとりとした芋、酸味のあるトマト、フレッシュなブドウ、香ばしいハーブ......。食べ進めるごとに味わいが変化していき、そのおいしさは豊かに広がる。ラ・グランダムを口に含むと、フレッシュさからしっかりとしたミネラル感、後味に残る長い余韻と酸味がまるで伴奏するかのよう。皿の上とグラスの中で、同じように複雑なハーモニーが表現されていた。

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氷を入れて味わう、新たな余韻。

デザートとともに提供されたのは、氷を入れるピシーヌ(フランス語でプールの意味)スタイルで楽しむヴーヴ・クリコ リッチオンアイス。

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丸い大きめの氷を入れて楽しむリッチオンアイス。

甘口なシャンパーニュが、食事終わりの幸せなひと時を包む。料理を終え厨房から出てきた小林シェフを、ゲストが拍手で迎えた。

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「終わった後に料理の解説はしません。皆さんの感じたことそれぞれが正解です」と微笑む小林シェフ。

これまでヴィラ アイーダに来たくてもなかなかスケジュールが合わなかった、というゲストたちも多く、小林シェフへの質問は続く。使っている塩やオリーブオイル、シェフ自身は普段どんな食事をしているのか、野菜を使うことへの想い......。

穏やかな午後の陽射しが降り注ぐ中、ロングテーブルにはシャンパーニュと食事の幸せな余韻がふわりと漂っているようだった。

ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム2018の魅力をより深く知る

問い合わせ先:
MHD モエ ヘネシー ディアジオ
03-5217-9777
https://www.veuveclicquot.com/ja
Instagram

photography: Ami Harita

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