【フィガロジャポン35周年企画】 パリシックなホームパーティの作り方。
Gourmet 2025.12.16

アールドゥヴィーヴルへの招待 vol.7
2025年、創刊35周年を迎えたフィガロジャポン。モード、カルチャー、ライフスタイルを軸に、豊かに自由に人生を謳歌するパリジェンヌたちの知恵と工夫を伝え続けてきました。その結晶ともいえるフランスの美学を、さまざまな視点からお届けします。
パリジャンたちの素顔の食卓を日本で再現するなら? 友人を招いてのディナーでは、準備が大切。ゲストとの会話を愉しみながらもおいしい時間を過ごすアイデアとグッドルッキングなお役立ち調理グッズをご紹介。
Dîner

カトラリー「クリュニー」テーブルナイフ 各¥14,850、テーブルフォーク 各¥12,650/以上クリストフル 青山本店 鍋「ル・クルーゼ シグニチャー ココット・ロンド 20cm メレンゲ(シルバーツマミ)」¥38,500/ル・クルーゼ ジャポン フランスアンティークのジャグ¥17,600/フィネスタルト その他/スタイリスト私物
友人を招いての着席ディナーなら、前菜、メイン、チーズにデザートが定番。キッチンに籠ることのないよう、前菜はあらかじめ準備するのが基本。メインは事前に用意して温めるだけのオーブン&煮込み料理にし、ゲストとの会話を愉しむ。
エトヌンク 代官山のパン オ ルヴァン

1個¥900 ●東京都渋谷区代官山町20-23 フォレストゲート代官山1F https://etnunc.jp/
カットした瞬間から小麦の香りがたち上り、口に含むとじんわりと甘さが広がる。使用する小麦は北海道産のはるゆたか。自家製酵母のルヴァン種で生地を作り、高温で焼き込むことでクラスト(外皮)は香ばしく、クラム(中身)は水分を感じるしっとりとした仕上がりに。
トロ・ボーのショレイ・レ・ボーヌ2022

750ml¥9,130 ●エノテカ広尾本店 東京都港区南麻布5-14-15 ほか店舗多数、オンライン販売あり https://www.enoteca.co.jp/
1880年代からブルゴーニュのショレイ・レ・ボーヌで家族経営を続けるドメーヌ。除草剤や化学肥料を使わないリュット・レゾネで育てたブドウは手摘みで収穫。緻密で柔らかなタンニン、優しい果実味が感じられ、ピノ・ノワールラバーにはたまらない一本。
ラペのサーモンマリネ

1人前 約180g¥2,376(添えたチャービルは別売り) ●ミタセル https://www.mitaseru.com/
さまざまなジャンルの名店の味をお取り寄せできるグルメ通販サイトmitaseru(ミタセル)では、星付きフレンチのラペも参画。低温で仕上げることでしっとりとした食感が楽しめるサーモンは、ほどよい酸味が食欲をそそる。パックを冷蔵庫か流水で解凍するだけで完成する手軽さが◎
ブーシェリー ゴキタ トーキョーの和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み

2人前 約120g¥3,300(添えたポテトとニンジンは別売り) ●東京都世田谷区代田5-35-25 ほかオンライン販売あり @boucherie_tokyo
冬の定番ブフ・ブルギニョンをお取り寄せで堪能。ソムリエ資格を持つ五木田祐人シェフが今夏開業した、自身の2号店目の新名物。芳醇な赤ワイン香る牛ほほ煮込みは口中でほろりとほどけ、思わず笑顔に。同郷ブルゴーニュのピノ・ノワールとペアリングして。
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合わせてチェックしたい、お役立ち調理器具!
ブレッドカッターボード

¥7,480/南海通商
バゲットやカンパーニュが主食のフランスでは、専用ナイフと、スノコ付きプランシュ(まな板)が必需品。セットのナイフがボードの溝に収まる設計に。
ワインコルク抜き

¥1,760/貝印お客様相談室
ワインオープナーといえばソムリエナイフが思い浮かぶが、家庭で最も使われているのが初心者でも失敗しづらいこのタイプ。
貝印 お客様相談室
0120-016-410(フリーダイヤル)
クリストフル 青山本店
03-3499-5031
https://www.christofle.com/ja_jp
南海通商
03-3719-8291
フィネスタルト
03-5734-1178
https://finestart.theshop.jp/
ル・クルーゼ ジャポン
https://www.lecreuset.co.jp/
*「フィガロジャポン」2025年12月号より抜粋
photography: Norio Kidera styling: Yumi Nakata text: Masae Takata (Paris Office) collaboration: Utuwa






