世界のブランドに学ぶ、テーブルセッティング。 クラフツマンシップあふれるラルフ ローレン ホームで、大人のガーデンパーティを。
Interiors 2024.09.30
ファッションも食事もインテリアも、豊かに楽しみたいというとき、ものから広がるライフスタイルにまで目を向けているブランドにヒントがある。各国のブランドが提案するテーブルセッティングについて、飾り方のアイデアや使い方のこだわりをヒアリング。今回はラルフ ローレンのアールドゥヴィーヴルな食卓をご紹介。
エレガントでタイムレスなスタイルと最高レベルのクラフツマンシップが出会って生まれる、ラルフ ローレンのホームコレクション。今シーズンは、英国の陶器メーカー「バーレイ」とコラボレートした食器のシリーズと、ブランドのシグニチャーでもある既存のテーブルウェアを組み合わせた高級感のあるガーデンスタイルが素敵だ。
淡いピンクストライプにブラウンの刺繍でラインを施したテーブルクロスは、ラルフ ローレンが得意とするラグジュアリーなカントリースタイルを彷彿とさせる。そのクロスとラタンのチェアが織りなすベージュ〜ブラウンのやさしい色味と、庭木のグリーンが心地よいコントラストを生み、視覚を喜ばせる。
ラルフ ローレンがデザインした「フェイディッド・ピオニー」シリーズの緑色のサラダプレートを主役に、レザーのアンダープレートと金縁のホワイトプレートを重ねることで、上質なガーデンスタイルが実現。ラルフ ローレンならではのカントリーサイドスタイルに、ゴールドを合わせた高貴なイメージを提案する。
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アンダープレート(上の写真と同じ)のレザーとラタンの花器のふちのレザーをリンクさせたり、その花器に挿したバラとテーブルクロスの色を合わせるなど、異素材をミックスさせたの上級コーデに魅了される。ラルフローレンホームのシグニチャーコレクションでは、金縁をハンドペイントした白磁からグラスまでトータルに揃う。
ワイングラスは、透明度の高いクリスタルにハンドメイドで繊細な彫りを施したスロベニア製。正統派のテーブルウェアに多面体の重厚なデザインのグラスをしつらえることで、ガーデンパーティの軽やかなイメージが小気味よく裏切られ、大人のためのクラス感のあるコーディネートが完成する。
editor: Saiko Ena