冬はこれ! ソーセージ・パレードにロ・ア・ラ・ブーシュ。

Paris 2020.12.12

いまのところ来年の1月20日が、レストランやバーの営業再開日に予定されている。冬のバーゲンの初日もこの日と決まり、さて、当日はどんな雰囲気になることやら。完全にクローズしているレストランもあるが、多くの店はテイクアウトと配達サービスをスタートして頑張っている。パリ右岸で複数のレストランを経営するオーナーがふたり、知恵を寄せ合って生み出したのはソーセージ専門のオンラインレストランだ。その名は「OHisse(オーイス)!」。オリジナル・フレンチ・デリカテッセンとうたっている。

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フランスでロープ登りの掛け声が“オーイス”で、“上に引き上げる”という意味がある。綱引きでも使われ、“オーイス・ラ・ソーシス”と韻をふむようになった。ソーシスとは、フランスでソーセージのこと。オーイスの仕掛人はBrasserie Barbès、Mansart、Sans Souciのオーナーのジャン・ヴェドレンヌとBouillon Pigalle、ProvidenceなどのオーナーのPL・ムーシエだ。

味とハイクオリティ自慢の“出自正しい”ソーセージが集められている。トリュフ味もあればヴィーガンも、とチョイスは8種。そしてフレッシュソーセージにはジャガイモのピューレ、メルゲーズにはフライドポテト、バスク風ソーセージにはピペラード……添え野菜もさまざまだ。4種のソーセージについては、自家製パンのサンドウィッチのオーダーもできる。レンズ豆やコールスローといったサイドは好みで。デザートは4種のブルターニュ風タルトから! 冬の寒さに打ち勝つパワーが得られそう。日本からオーダーできないのは残念だけど、写真を眺めればロ・ア・ラ・ブーシュ(よだれ)!

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Maison Montalet製のアルチザナルなソーセージ、パリ郊外の有名な肉屋のLes Jumeaux のメルゲーズ、Moving Moutainsのヴィーガンソーセージ……。ヴィーガンソーセージと英国風インゲン豆なら14.50ユーロ、サンドウィッチはフライドポテトとセットで11ユーロ〜、ソーセージロール4.5ユーロ〜

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フランクフルトには絶対にフライドポテト、しっかりお腹に溜めたいから添えはチーズ入りピューレのアリゴがいい……など、いろいろな要望にこたえるサイドメニュー。

OHiSSE !
(Brasserie Barbès)
2, boulevard Barbès
75018 Paris
www.ohissegroup.com

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réalisation : MARIKO OMURA

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