蘇ったグラン・パレの美しさがリネンに! 自宅で仏的アール・ドゥ・ヴィーヴル。
Paris 2025.08.04
1900年のパリ万博のために建築されたグラン・パレ。メセナを務めるシャネルのおかげで、数年がかりの大修復工事が行われ125年前の優雅を取り戻した。アール・ヌーヴォーの宝物と呼ばれる建築物で、メインスペースのネフのガラスの大屋根から射し込む自然光、メタルに施された植物のモチーフ......その美しさがいま再び来場者を魅了している。
再開したグラン・パレ内、この緑がレゼダ色。新たにオープンしたティエリー・マルクスによるカフェも、この色からの命名でRéséda Caféだ。photography: Mariko Omura
グラン・パレ誕生から23年後に生まれたリネンのメゾンであるLinvosges(ランヴォージュ)が、この歴史的建造物とのコラボレーションを発表した。テーブルリネンとベッドリネンに取り入れられたのはグラン・パレのガラス屋根と植物のモチーフ。色はグラン・パレの特徴的なあわい灰色がかったグリーンである。この色の名前はレゼダといって、地中海地方沿岸の植物であるモクセイソウから来ている。穂状に小さな花をつける香り高い草で、ミツバチたちが大好きだそうだ。自然の優しさとポエジーを歴史とともに織り込んだランヴォージュのリネンで、グラン・パレのエレガンスを毎日愛でる綺麗な暮らしを! フランス国内のブティクでは8月19日からの販売だが、7月23日からすでにオンラインショップで先行販売が始まっている。
布団カバー(200x200cm)135ユーロ、枕カバー 29ユーロ。
テーブルクロス 79ユーロ(150x150cm)、89ユーロ(150x200cm)。ナプキン2枚セット 17ユーロ。
左:テーブルランナー 32ユーロ。 右:エプロン 35ユーロ、トルション3枚セット 24ユーロ。
33-35, rue Nicolo
75016 Paris
営)10:00〜19:00
休)日、8月2日〜18日
https://www.linvosges.com/fr/
@linvosges
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editing: Mariko Omura