【パリ エスニック料理】ファッション業界人も注目の「タランチュラ」。フレンチ風にアレンジした北メキシコ料理とは?
Paris 2025.10.06
さまざまな人種が入り交じるヨーロッパの大都市は、多国籍な味を楽しむのにもってこい。フランスから近い中東、アフリカなど、彼の地の料理をおしゃれにアレンジした逸品を狙って。
Tarántula
タランチュラ
[ 11区|バスティーユ ]
モード界で話題! フレンチのエスプリを加えたメキシカン。
灯りを落とした店内をキャンドルが照らす。ファッション関連など業界人に特に人気で、深夜まで賑やか。ワインやカクテル、メスカルといったメキシコの蒸留酒も充実している。©Tarántula
2024年11月、インスタグラムでリリース後、あっという間に人気スポットに。シェフの出身地、北メキシコの料理にフランス料理の技法や食材を取り入れるなど、世界中を旅した経験を反映。小麦粉で作った自家製タコスには煮込んだ豚肉と小豆のペーストを、活締めしたマグロには辛いマヨネーズとキウイを、ブルターニュ産の甘い玉ネギのグリルには白い唐辛子のソースを添えるなどアレンジが楽しい。
5時間かけてローストしたチキンに赤唐辛子風味のバターをかけて供する看板料理「Demi Coquelet Rôti」24ユーロ
小麦粉のトルティーヤに豚肉のコンフィ、ナス科の植物トマティーヨ、小豆のピューレ、緑唐辛子のソースを重ねたタコス「Taco Marrano」14ユーロ
タランチュラ
13, bis rue Keller 75011
ⓂLEDRU-ROLLIN、BASTILLE
営)18:00~24:30L.O.(火~木)、17:00~翌1:30L.O.(金、土)
休)日、月
要予約
@tarantulaparis
★Google Map
●1ユーロ=約172円(2025年10月現在)
●日本から電話をかける場合、フランスの国番号33の後、市外局番の最初の0を取ります。フランス国内では掲載表記どおりかけてください。
●各紹介アドレスのデータ部分のⓂは地下鉄の駅を示しています。
●掲載店の営業時間、定休日、料理・サービスの価格などは、取材時から変更になる可能性もあります。ご了承ください。
*「フィガロジャポン」2025年5月号より抜粋
photography: Shiro Muramatsu text: Chiaki Mitomi, Sakurako Uozumi