
BVLGARI☆新国立美術館でブルガリ展
突然ですが、2010年12月からこちらで綴ってまいりましたこのブログも今日が最終回となりました。
長く読んでくださった方、時々読んでくださった方、偶然読んでくださった方、とにかく皆さんに感謝申し上げます。
最後は、なんの話題が迷いましたが、只今「新国立美術館」で開催中の『ブルガリ カレイドス ~色彩・文化・技巧~』(BVLGARI KALEIDOS: COLORS, CULTURES AND CRAFTS)展について。

想像以上に展示されたジュエリーが多く、壮大なスケールに感激!
一歩足を踏み入れた瞬間から贅沢な気分、特別な空間が広がりました。

その数なんと約350点。
しかもそれらは、ブルガリ・ヘリテージ・コレクションと個人所蔵の貴重な作品ばかり。

本展は「色彩」をテーマにした三部構成(第一章:色彩の科学 、第二章:象徴性、第三章:光と技巧 )で、それぞれがブルガリの「色」を異なる視点で見せてくれます。
(詳しくはオフィシャルサイトをご参照ください→https://www.nact.jp/exhibition_special/2025/bvlgari_kaleidos/
)

非日常感が強くて、"ラグジュアリーだけどアート"という贅沢バランスにうっとり♡

そう簡単に買えるものはないけれど、これを身につけたら...な妄想も広がる。

金属と宝石の輝き、ガラス張りの展示ケース、美しい照明...。

永遠の輝き。

改めてそのブルガリらしいカラフルな石の魅力を目の当たり。
こんな風に美術館級ジュエリー作品をいろんな角度から、特に裏側から鑑賞できる機会はなかなかないので興味深く鑑賞。

石のセッティング、金具の仕様、光の集まり具合がよく見える。

うわーーっと言葉を失う。


なるほど。これは太い部分が後ろのバックコンシャスに身につけられるネックレスだったのですね☆
 また本展は、空間デザインにもこだわった展示で、ブルガリの"色彩の万華鏡"を体感。
また本展は、空間デザインにもこだわった展示で、ブルガリの"色彩の万華鏡"を体感。

映像展示やインタラクティブな空間を通して、単なる宝飾品展示以上に「色を感じる旅」のよう。

中でも個人的に印象に残ったのは、古代から誘惑と知性の象徴とされてきた蛇にインスピレーションを得たセルペンティコレクション。

色々観たことはあったけれど、こんなに風に一堂に介して鑑賞できるとは!

このシリーズは見るだけでなく、実際に手首に巻いてみることでその美しさと妖しさを強く放つジュエリー。

そういえば今年は巳年。
と思うと、次々に目の前に現れる魅惑的なセルペンティに感じることは色々。

「今年はどんな年だった?ってまだあと2ヶ月あるけど」
「ラスト2ヶ月でやりたいことは?」
と蛇たちに尋ねられた?!
ふふっ♡と嬉しくなったのは、私も持っている「パレンテシ」シリーズが展示されていたこと。
パレンテシ(Parentesi)シリーズ は、1970年代のグラマラスな空気を纏いながらも、建築的で知的な美しさを放つ名コレクションで、ラテン語で「括弧」を意味する parentesi の名の通り、デザインの中に見られる「カッコ型」のモチーフが最大の特徴。

パレンテシのモチーフは、「ローマの舗道の石畳」や「古代建築の接合部」から着想を得ています。
つまり、永遠の都・ローマのリズムを、ジュエリーとして再構築したデザイン。
ローマを愛する70年代生まれの私は、卒業旅行で初めて見たその瞬間ビビビっと恋に落ちました♡
この日はリングをしていたのですが、これを機にまた時々はパレンテシシリーズを身につけようと思いました。
 ここにアップしている画像はほんの一部に過ぎませんが、改めて自分の撮ったものを見返すと、どうやら今の私はグリーンの石にとても惹かれているようです。
ここにアップしている画像はほんの一部に過ぎませんが、改めて自分の撮ったものを見返すと、どうやら今の私はグリーンの石にとても惹かれているようです。

エメラルドジュエリーの画像がスマホには一番多く残っていました。

ブルガリはただ宝石を並べているだけじゃなく「色」を自由自在に操る魔術師のようで、石の選び方、配置、光との対話、どれをとっても素晴らしく芸術的でした。
改めてブルガリのファンになりました\(^o^)/
最後の展示されていたネックレスは、強烈な個性を放って。

色石は美しい!!と宝石の輝きと色彩の哲学を体感し、ただきらびやかというだけじゃなく、文化や技術、感覚までも旅させてくれる展覧会に気持ちがいっぱいになったところで会場を後に。

とても素敵な展覧会だったので記念に図録を購入。

言語も中身も同じですが、表紙デザインが異なる4種類。
どれにする??と、迷ってグリーン。

余韻に浸ります♡

*****最後に:Merci du fond du cœur, et à bientôt !*****
というわけで、このブログは今日で最後となりました。
15年間、本当にありがとうございました!!
これからも新しい形でまたどこかでお会いできたら嬉しいです。
Merci du fond du cœur, et à bientôt(^o^)/
というわけで、よかったらこちらにも遊びに来てください→
ARCHIVE
MONTHLY
 










