Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

赤と青とエスキース☆

サクサク、パリパリで香ばしく美味し〜っ!

バターリッチで高級な「源氏パイ」のよう。

IMG_1460.jpeg

大きさは源氏パイの2〜3倍と1枚で食べ応えもあり!と、源氏パイ好きとしては感激しながらいただいたのは、タイから一時帰国したMちゃんからのお土産。

The Baking Bureau』というバンコクで人気パティスリーのもので、こちらのお店ではフランス・ノルマンディー地方の生乳を使ってAOP認定を受けた醗酵バター「Isigny」(イズニー)を使用したケーキやクロワッサン、焼き菓子を販売しているそう。

IMG_1458.jpeg

プレーンとショコラのいずれも美味しく、ショコラは思ったより甘さは控えめでカカオ感がよく、とても上品☆

IMG_1522.jpeg

そんなハート型パイをいただきならの読み終えた1冊は、青山美智子さんの『赤と青とエスキース』(PHP研究所)。

5章から成る一話完結、そして読み終わると時代を超えて全てが繋がる、青山美智子さんの作品ならではのハートウォーミングな温かく、静かな感動が胸に広がる物語でした。

IMG_1331.jpeg

ネタバレならあらすじは割愛で、そのざっくりなストーリーは(PHP研究所公式サイトより)

メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが......(「金魚とカワセミ」)。額縁工房に勤める空知は、仕事を淡々とこなす毎日に迷いを感じていた。そんな時、「エスキース」というタイトルの絵に出会い......(「東京タワーとアーツセンター」)。

一枚の絵画をめぐる、五つの愛の物語。彼らの想いが繋がる時、奇跡のような真実が現れる――。

IMG_1279.jpeg

以前から青山さんの作品が好きですが、特にこの時期、街にクリスマスツリーが登場する頃になると無性に読みたくなります。

小説「赤と青とエスキース」は、1枚の肖像画をめぐり、芸術と人間関係をテーマにした心温まる物語でした。

寒い時期なだけに心の奥から温もった(^^)

IMG_2540.jpeg(↑小説とは無関係ですが、キャンドルが眩しく、温まる印象だったある日のパリのクリスマスツリー)

<info>
The Baking Bureau
188 Phetchaburi Rd, Bangkok Thailand
 

*****プチッとパリ*****

クリスマスツリーで振り返る10年@Galeries Lafayette Haussmann

IMG_2592.jpeg

マカロンみたいだった。

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

ARCHIVE

MONTHLY

Business with Attitude
Figaromarche
あの人のウォッチ&ジュエリーの物語
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories