
Castello dei Doria☆夜の散歩
<マルセイユ発バカンスブログ>
今回のバカンスは、Dolceacqua(ドルチェアックア)に宿泊しながらAAご夫妻の快適なナビ&ドライブであちこちへ足を伸ばしています。
つくづくヨーロッパの素敵な田舎町を訪れるには車が必要。公共交通機関はもちろん、タクシーなんてほとんどないこともままあるので、本当にこうして運転をしてくださるAAご夫妻に感謝です。
さて、満腹になったディナーの後に腹ごなしの夜の散歩に出かけることに。
目指すは、ドルチェアックア村のランドマークな『Castello dei Doria』(ドーリア城)。
昼間の様子は、こんな感じですが、
夜はライトアップされて雰囲気も一変、なんとも妖しく神秘的に美しい☆
お城を目指してGo!
ドーリア城の麓に広がる町並みは、細い石畳の路地が入り組んだ迷路のような構造で、アーチや石造りの家々が立ち並んでいます。
シーーンと静かで響くのは自分たちの足音だけ。
あまりに静かで一人で歩いたらちょっと怖いかも。
誰もいない...と思っていると、グレーの猫がニャ!と現れたので、その子の後を追いました。
建物の多くは何世紀にもわたって改築されながら、中世の城塞都市の面影をしっかり今に残しています。
重そうな古い木製の扉や、花が飾られたバルコニーが点在し、そこに人が暮らしていることを思うと、こんなにも歴史ある建物での暮らしって??と想像力を掻き立てられます。
石畳の坂道の登りきったところにドーリア城は、ありました。
村を見下ろす丘の上に位置し、ネーヴィア川(Nervia)の谷を一望できる戦略的な場所に築かれたまさに要塞。
この時間ですし、お城の中には入れませんでしたが、見るからに堅牢な石造り。
かつては高さのある防御塔があったそうですが、現在は一部が残るのみ。
また城の内部にはかつて貴族の住居や兵士の宿舎、武器庫などがあり、現在は廃墟ですが、一部の壁や部屋の跡が確認できるそうです。
帰りは下り坂で楽だったのですが、来たルートと違った道を歩いてみよう!なんて彷徨うと、その先は行き止まりだったりで本当にリアル迷路。
最初はちょっと怖いかも〜と思ったものの、歩いているうちにすっかりこの静けさと暗さ、歴史の重み?に慣れてきました。
夫「もう帰ろうよ。寒いでしょ」
K「えーー、もうちょっと。寒くなーい」
私が寒さを忘れるなんて滅多にないこと!
中世の人に遭遇?!
中世の夜の散歩をエンジョイしました\(^o^)/
******プチっとパリ*****
フランス版FIGAROによるパリのベストマドレーヌ10選・後編♡
左上の「Le printemps」はLa plus inattendue(最も予想外なマドレーヌ)としての選出。
先日とあるレストランでいただいた焼きたてのレモンのマドレーヌがとても美味しかった。
個人的には、マドレーヌは焼きたてを朝ごはんにいただくのがベスト☆
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