泡さえあれば☆
えっ…ニコラで売ってんの?!
と、思わずそのお値段も含めてチェックしたのは、今回フランス人の友人に日本のお土産として渡したジャパニーズクラフトジン“ROKU”(ロク)。
なかなか重いよ、嵩張るよ、と思いながら日本から持って来たのに、こうして手軽にパリで売ってる風でちょっとガッカリ。見なかったことにしよう…。
とにかく日本酒はじめ日本のウイスキーなど、ここ何年かでパリでも日本のお酒を見かける機会がだいぶ増えました。
とは言え私の周りでは日本のお酒にハマっている人は少なく、やはりフランスワイン好きが圧倒的。
足を止めたれたついでにちょうど家飲みワインを切らしていたので、久しぶりに“NICOLAS”(ニコラ)に立ち寄ってみました。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/nicolas.html)
すっかりこのブログでもお馴染みの、フランス全土にチェーン展開しているワインショップ。
私がパリに来て赤ワインを飲み始めた頃(それまで白しか飲めなかった)、ワイン初心者としてはワインカーヴで買うのはちょっと緊張感を伴うものでした。
「どんなワインをお探しですか?どんなワインが好きですか?」
と、聞かれるのは想定内だけど、当時はワインの知識もなく、自分の好みなどわかっていなかったので店員さんにダーっと説明されてもわからない…。
そんな状況でも気軽に入れる敷居の低さ(?)と言うかワインが身近な物だと感じるきっかけになったショップがニコラ☆
しかもどこに暮らしてもアパルトマンの近くにあって?!
特にマニアックなもの、レア物と呼ばれるようなものはあまり無いけれど、これまで買ってひどくがっかりしたり、ブショネ(劣化)だったことも無し。
毎月のように代わる代わるやってるプロモーションも面白く、お得な出会いも。
今回ちょっと目立っていたのはイージーパックワイン。
飲んだことがないれど、鮮度を保つには案外良いのかも?
とは言えワインはやっぱりずっしり重い瓶でコルク栓の方が趣きがあって好きですが…。
白赤1本ずつとオリジナルブランド?とおぼしきニコラの名前がついたシャンパンを購入。
自称かなりのシャンパン好き、泡好き、シャンパンなら底なし?に思え、敢えて限界に挑戦したことはない…。
そんな私がこれまでの人生で一番不味いとうかガッカリしたシャンパンは某航空会社の機内で飲んだモノ。
やたら甘く、砂糖たっぷりの炭酸水っぽく、口の中に残るのは香りや美味しさではなくアルコール感だけ?!
夫「このシャンパン大丈夫なのか?値段からして心配だ」
K「そう言われると…」
ちょっと不安になりながらポン!と抜栓。ゴクッ!
おっ!ドライ♡普通に美味しい。さすがニコラ。
このお値段でこのお味に文句なし。
それにしてもシャンパン=シュワシュワな泡をいただくとそれだけでちょっと贅沢気分になるから不思議。
ちなみに生ハムも近所のスーパーで買ったなんら特別でもないものなのですが、泡と一緒にいただくと「ん〜、トレ・ボン!」とか言っちゃって満足できてしまうのでした。
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