
11月もエンジョイ☆COTEAU.
先月初めてお邪魔してすっかりファンになった渋谷区代官山にあるフレンチレストラン“COTEAU.”(コトー)でディナーを楽しんできました。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/coteau.html)
今回はオープンキッチンを臨むカウンター席。
キリッと冷えたシャンパンをゴクッ、グジェールをパクッo(^-^)o
アミューズは北海道厚岸産の牡蠣を海藻バターで。
単に牡蠣は焼かれたのではなくエシャロットと白ワインビネガーでマリネされ、その風味が海藻バターとマッチ。
この時期の牡蠣、美味しい〜と感激した後、飾りかと思った緑のフワフワは海藻シフォンで殻に残ったバターを拭っていただく。
旨っ!
一皿目の前菜は、北海道 函館戸井産の天上鰤やラフランスはじめこちらの食材を使って、
このお料理が完成☆
この日もお酒はワインペアリング☆
これまたつい食べ過ぎてしまうパン。
こちらのレストランは、月替わりのコースメニュー1本。
ちょっとお腹も落ち着いたところで、スタッフさんが
S「前回も召し上がっていただいているようですが、今日は生ハムはいかがでしょう?」
K「もちろん、いただきます!」
S「よかったら生ハムマシーン、ご覧になりませんか?」
K「見ます!」
お〜、これか。
フランスのレストランでは何度か見たことがありますが、日本では卓上に置かれるタイプのものが多く、このサイズは珍しい。
私にはとても大きなマシーンに見えたものの、こちらのレストランの監修をされている須賀シェフの“ SUGALABO”(スガラボ)には日本に数台しかないもっと凄いマシーンがあるそう。。
では実演。
カットの薄さを変えながら食べ比べをさせていただき、生ハムの質や状態によって美味しさマックスなベストの薄さがあること実感。
切りたての生ハムにNZの白ワイン、ソーヴィニヨンブランを合わせて。
Funky Sauvignon、そんなネーミングも気に入りました♡
切り方によって味わいがかなり変わるのが面白い体験でした。
夫「うちにもあのマシーン欲しいな」
K「あんな場所を取るものいらないよ…」
2皿目の前菜は白菜。
完成形の料理をいただく前に美味しそうな食材を見せていただくことで想像力を刺激される☆
白菜とパンチェッタがミルフイユ仕立てになっていて、上にローストした百合根、キノコが載って登場。
メインは魚料理か肉料理のいずれかのチョイス。
魚料理の食材説明を伺い、
鱈とパプリカのお料理が完成。
ワインペアリングは白ではなくカリフォルの赤ワイン。
肉料理の食材には色々な赤があるな〜と。
その赤は蝦夷鹿肉に添うレッド。
メインのお肉の下には、ハツも添えてあったのはちょっとした驚き。
鹿のハツは初めてだったかも。。
おもいきり命を頂戴した感じで感謝して大事にいただきました。
シラーとしては軽めに感じたフランス・ローヌのDomaine Jamet(ドメーヌ・ジャメ)のもの。
デザートはミルフイユとサバイヨンの2種類からの選択。
どちらも美味しそうで迷う〜!と本気で決めかねていたら、またまたとっても親切なサービスの方が
「お二人ともミルフイユで、ちょっとだけサバイヨンを添える形でいかがですか?」と、あなたの欲望叶えます!な嬉しいワガママオーダー提案。
早速目の前にミルフイユがスタンバイ。
パティシエールさん曰く、毎回これをサクッとスパッとカットするのは緊張の一瞬だそう。
ブラボ〜!見事にスパッといきました。
そんなパリサク食感の「紅玉のミルフイユ」にカルヴァドスのアイスクリームを添えて。
そしてもう1つのデザート「柿とアールグレイのスムージーのサバイヨン」をちょっといただく。
ふっくらと炊かれた小豆がアクセント。
こちらも美味しく、秋を感じる一皿でした。
この日終始明るく親切だったスタッフさんから食後にテラス席での夜景&夜空鑑賞もさせていただき、すっかり満喫した11月のCOTEAU. (コトー)でした。
***おまけのパリ***
久しぶりにポンピドゥー・センター界隈をぶらりとしたら新たに壁画アートに出会った。

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