Comme d'habitude 〜パリ・東京行ったり来たりblog〜

あの人気店☆第2弾スタート

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」発令後、無期限で休業になったレストランMelograno(メログラーノ)@渋谷区広尾。

そこでデリバリーやテイクアウトメニューを展開をしたところ、早々にTVや雑誌等でも紹介され大好評のご様子です。

「デリバリー」が終了となり、4月27日よりテイクアウトランチが新たにスタート☆

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そして家庭で温めるだけで召し上がれるテイクアウトメニュー(メログラーノセット、パスタソース&麺セット 地方発送可)が更新され、第2弾が登場!

詳しくは、お店のオフィシャルサイトをご覧ください→ https://melograno.jp

というわけで、早速第2弾の『メログラーノセット』を予約してピッアップしてきました。

(第1弾はこんな感じ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-1145.html

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夫「お〜っ!今回はどんな感じ?」

K「ご期待ください」(またすっかりシェフ気分だ♡)

K「まずは一品目の前菜は、鴨のコンフィのピアディーナでございます」

夫「トルティーヤみたいなもん??」

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Piadina(ピアディーナ)とは、基本的には小麦粉、ラード、水、塩、オリーブオイルなどで作った生地を薄く丸く伸ばして焼いた無酵母のパン。

いろんな具材を挟んで食べるイタリアでは、Piadina Romagnola(ピアディーナ・ロマニョーラ)と呼ばれるストリートフード。

トースターで温めて添えられたハラペーニョ野菜ソースをつけてボナペティート♬

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夫「いいね、このメキシカンなアレンジ。俺好み♡」

K「ありがとうございます」(益々自分が作った気になってきた)

K「続いては、イカスミの墨煮とポレンタ、ヴェネツィア風でございます」

夫「すげー、真っ黒!」

K「年頃の女子はデート@レストランじゃ食べづらいかも?なイカ墨料理ですが、家なら躊躇なくガッツついてください!」

夫「女子じゃないけど」

(真空パックのまま湯煎でしっかり温めるだけ↓)

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K「白いポレンタがヴェネツィアを思い出させるね〜♬」

夫「シェフ、これ海の料理なのに山っぽいお皿なのが気になります…」

(ちっ!うるさい客だなと思っても一流シェフは笑顔で対応)

K「海と山の両方に囲まれた風光明媚な町をイメージでお召し上がりください。これ、雨雲にも見えますしね」

(いろんな事を言う人を相手にする接客業やオープンキッチンで働くシェフはつくづく大変だな…と思う)

パスタ料理も真空パックに入ったソースを湯煎で温め、茹で上がったパスタにかけるだけですが、私はボールでよく和えてからお皿につけることに。

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K「プリモ・ピアット。一皿目はイカとバジリコのソースです」

夫「パスタ、かなりアルデンテだな…」

K「仕様書には9〜10分で書いてあったけど、私はパスタのアルデンテ加減は攻めまくるんで。って言うか、今日はタイマー押すの忘れちゃって適当にあげたらこうなった」

夫「・・・」

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ワインは、イタリアワインLuce della Vite(ルーチェ・デッラ・ヴィーテ)Lucente(ルチェンテ )

なかなか覚えられない、覚えることを諦めたイタリアワインですが、色々な思い出とともに別格的に特別ワインとして記憶しているものがいくつかあり、その1つがLuce(ルーチェ)

ルチェンテは、デイリーワインなルーチェのセカンドラインですが、メルローのふくよかで柔らかな甘みと力強いサンジョヴェーゼの酸味バランスが素晴らしく、これまたコスパ高ワイン☆

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2皿目は、吉田牧場のブラウンスイス牛の青唐辛子のラグーソース。

K「ペコリーノチーズをちょっと粗めに削って載せてみました」

(後藤シェフみたいに仕上げにオリーブオイル、胡椒一捻りも)

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じっくり丁寧に長時間煮込まれた感溢れるラグーソース。

そもそも良い素材のお肉もそうですが、いくら今巣篭もって時間があるとは言え、コンロの前でコトコトと長時間煮込んで、こんなに美味しいソースは作れないので、やはり本格レストランのソースを自宅で食せるのはつくづく幸せ。

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K「セコンドピアットいきま〜す」

夫「豚?」

K「ウンブリア風の岩中豚と野菜のローストです!」

夫「ウンブリアは後藤シェフの得意ジャンルだよな」

K「そーそー。ウンブリアで思ったけど、このコロナが収束してまた自由に海外にも行ける日が来たら真っ先に行きたいのはウンブリアのアッシジかな…」

夫「意外」

サン・フランチェスコ大聖堂へ行きたくなりました。

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夫「使ってるハーブはなんだろう?」

K「仕様書にはこう(茴香)書いてあるけど」

夫「なんて読むの?」

K「ウイキョウ?」

夫「ローズマリー?」

K「ディル?」

夫「バジル?」

K「オレガノ?」

夫「タイム?」

K「クミン?」

夫「セージ?」

K「あの丸い種みたいな、うちのカレーの時にご飯に入れてた炊くやつ、なんだっけ?」

夫「カルダモン!」

K「普通にパセリだったりして?!」

と、クイズ番組(東大王 VSオセ朗太状態)止まらず。

正解は何?

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食べて納得、ググってわかった正解は「ウイキョウ」でした。オセ朗太ケーコの勝ちだ☆

(ちょっとローズマリーのような香りも感じたけれど)

K「で、別売りのドルチェは買ってきてくれたよね?」

夫「カンノーロは売り切れだった」

残念!次回はカンノーロの予約も忘れずに伺いたいと思います。

というわけで、第2弾のメログラーノのテイクアウトメニュー『メログラーノセット』も美味しくエンジョイし、GWも引き続き前向きに巣篭もり!な気持ちになった夜でした。

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パリの1枚。

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またパリにいけた日には初めてのパリ気分で青空の下のセーヌ川クルーズをしたい!

 

☆Belle et Bonne Blogも絶賛更新中☆
 
<info>
Melograno(メログラーノ)
東京都渋谷区広尾5丁目1−30
03-6459-3625
 

KEICO

新潟県の老舗旅館に生まれ育つ。
上京、進学、就職、まさかの出逢い?で結婚し2004年渡仏。
現在は夫と共にパリ・東京を行ったり来たりな生活中☆
そんな毎日からのグルメ・ファッション・カルチャー・バカンスなどの話題を中心にブログ更新致します。

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