
パリ7区☆新しいLes Cocottes
コロナウイルスのヨーロッパでの感染拡大がニュースになっていますが、フランスでも加速度的な感染拡大を受け、3月14日から思いきった政策を施行。
新たな指示があるまでレストラン,カフェ,映画館,ディスコ等が閉鎖に。
国民生活に必須なもの(食料品,薬局,ガソリン,銀行,タバコ・新聞販売所)を除き全ての商店が閉鎖になった事態にとにかく驚いてます。
ちょっと前まで美味しくレストランで食事をしていたことを思うと、すっかり世界が変わってしまった感じ…。
フランスで暮らす友人達を思い、早く普段の生活に戻れることを祈ってます。
そしてまたそれぞれのお店が営業再開し、レストランでも楽しく食事ができることを願いつつ引き続きパリネタをアップしたいと思います。
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昨年からオーナーが変わったということで、デジュネにお邪魔したパリ7区の“Les Cocottes”(レ・ココット)。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/post-614.html )
前オーナーと同様に現オーナーも大のラクビーファンなので店内の片隅や化粧室にはサイン入りユニフォームが☆
「ようこそ、今日はしっかり食べてって!」
と迎えてくれたオーナーからまずはフォアグラ&シャンパンのサービス。
「これも食べてみて!」と、ポテトに豚足のコンフィを載せた一品も旨っ!
(さすがオーナー、太っ腹サービス♡)
カジュアルレストランなのでワインリストのプライスレンジも比較的お手頃。
Crozes-Hermitage(クローズ・エルミタージュ )をチョイス。
冷前菜の生牡蠣。
個人的には生牡蠣はプクプクでミルキーなものより、平たくコリコリで鉄分、ミネラルを感じるタイプが好き。
まさにこののタイプ↓
温前菜のœuf poché(ウフ・ポシェ=ポーチドエッグ)。
フランス・ブルゴーニュ地方の名物卵料理で、赤ワインのソースで作るポーチドエッグœufs en meurette(ウフ・アン・ムーレット)をちょっとアレンジしたもの。
ウフ・アン・ムーレットに目がない私は飛びつきました♡
メイン料理・Suprême de volaille(シュプレーム・ド・ヴォライユ)。
鶏肉のシュプレームソース(クリームソース)がけに人参と柑橘フルーツのピューレ添え。
こちらはフワフワに泡立てられた甲殻類のスープソースの中に、
たっぷりなラングスティーヌのラビオリ。
このソースは見た目以上にバターがしっかり効いてまして濃厚でした。
デザートは、クレマンティーヌのマカロン。
マカロンもやはり鮮度が大事?!
アシェットデセールな作りたては、しばらく作り置きされていたものとは別物で口に入れた途端サク&フワっとぐに溶けてしまう軽やかさ。
マカロン嫌いな友人に食べさせたいな…と思いながらペロリ。
食後のカフェにはポワラーヌのスプーン型サブレ添え。
と、満腹満足で楽しんだニューオーナー、ニューメニューのLes Cocottes(レ・ココット)でしたが、
少しでも早い営業再開と、ここでまた美味しくいただける日を楽しみにしています。
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