
パリ7区☆Maison Othon Vol.1
コンクール入賞とかガイドブック御用達ではないけれど、身近な地元パン屋として通う一軒が、パリ7区のグルメストリートRue Saint-Dominique(サン・ドミニク通り)にあるブーランジュリ“Maison Othon”(メゾン・オトン)。

道行く人の足を止める、お店正面のパティスリーのショーケース。
パン屋さんメイドな大ぶり&リーズナブルなお値段に、つい私も学校帰りの小学生に混じって物欲しそうに眺めてしまう。

特筆すべきオススメ等もないですが、、普通に美味しく、気負わず立ち寄れる雰囲気がいい。
特別感もないThe日常感漂う中、朝昼晩と地元の人が列を成す光景につくづくフランス人の主食はパンだよねぇを実感します。

店内は奥に細長く、奥のレジまで左手にホットドッグ、クロックムッシュ、ハンバーガー、キッシュ、サラダなど種類豊富な様子を並びながら眺めながらオーダー待ち。

ショーケースの上には焼き菓子、レジ前にヴィエノワズリ、奥にバゲットやカンパーニュ。

ちょうど厨房から大皿山盛りに運ばれて来たBeignet(ベニエ)=揚げパン、フランス版ドーナッツ(穴は空いてないけど)に釘づけ。
カスタードが一番好きですが、残念ながらこの日はカスタードは、これから揚げるのでもうしばらく時間がかかると…。

選択肢は林檎、ヌテラ、プレーンの3種。
と言うわけで林檎を選ぶと、いい感じにダイスが入った甘さ控えめのコンフィチュールたっぷり。
ベニエはやはり揚げたてが美味しい!

Croissant aux amandes(クロワッサン オ ザマンド)ならぬPain au chocolat amandes(パン オ ショコラ アマンド)。
アーモンドクリームを練りこんだ生地のパン・オ・ショコラ。
見たままにパン・オ・ショコラより食べ応えあり☆

クイニーアマン☆
夫「どっかの人気店よりこっちの方が美味しいぞ」
K「うーん、それはパリのあるあるですね」

これは名前を失念してしまったけれど、二日目の朝のガレット・デ・ロワみたいな感じでした。
上はパイ生地、中はフランパジーヌっぽいアーモンドクリームで中のビターチョコがアクセント。

最近パン・オ・ショコラはこんなデザインが増えてきた?!
パリ2区の人気ブーランジュリ“BO&MIE”(ボ&ミー)彷彿。
(関連ブログ→ https://madamefigaro.jp/paris/blog/keico/2bo-mie.html )

もちろん中にはチョコーバー入り。

オーブンで温めて美味しくいただいたCroissant Jambon(クロワッサン ジャンボン)と名付けられたクロワッサンバージョンのクロックムッシュ。
間にベシャメルソースとハムが挟まれ、上からエメンタールチーズ。
旨っ!

コンクールに入賞しなくても美味しいブーランジュリはたくさんあるパリ☆
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